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新城でJAの移動販売車運行

移動販売車で買い物する住民ら=新城市小畑で
移動販売車で買い物する住民ら=新城市小畑で

 車を運転できないなどの買い物困難者を救おうとJA愛知東(河合勝正組合長)は、移動販売車を導入した。「J笑門(じぇいえもん」号と命名し、農協が運営するスーパーの品を車に載せて新城市内の地域にある公民館や集会所に水曜日と日曜日を除く5日間に鳳来と八名地区を走らせている。13日から19日までは各所を一巡し、各地域の住民らから好評を得た。
 同農協では昨年4月から移動販売車の導入を検討を始め、市内の鳳来と八名地区で買い物意向調査を行った。計539件の回答のうち、9割以上が「利用」あるいは「地元に来れば利用する」と答えた。また今年3月26日に同市黒田のAコープ八名店を閉店したこともあり、600万円(うち440万円は市の補助)で車を導入。13日から運行している。
 巡回場所は曜日ごとに地域を区切り、鳳来地区は平日とし、東、西、南、北部とほぼ全域。八名地区は土曜日とした。運転手も鳳来地区はパートの山下渥子さん(59)=門谷=と、農協女性部の加藤久美子さん(53)=八名井=、八名地区は職員の峰田錦哉さん(57)が務める。
 海老地区(鳳来)に住む女性は「85歳の夫が運転で新城市街地への通院がてら買い物をしてきた。夫もいつまで運転できるかわからないため、うれしい」と語った。
 八名店を利用していた人たちは千郷地区や新城市街地だけでなく浜松市北区三ヶ日のスーパーまで足を運ぶ状況。同市小畑で買い物に来た80代の女性は「これからは便利になるね」と話していた。
 山下さんは「どれだけ地域に根ざしていくことができるかがカギを握りそう」、同農協店舗部の森和久部長(56)は「一巡して反応は良い。お客さんのニーズに合わせた品ぞろえをすることや天候への対処も今後考えていきたい」と語った。
(安藤聡)

 車を運転できないなどの買い物困難者を救おうとJA愛知東(河合勝正組合長)は、移動販売車を導入した。「J笑門(じぇいえもん」号と命名し、農協が運営するスーパーの品を車に載せて新城市内の地域にある公民館や集会所に水曜日と日曜日を除く5日間に鳳来と八名地区を走らせている。13日から19日までは各所を一巡し、各地域の住民らから好評を得た。
 同農協では昨年4月から移動販売車の導入を検討を始め、市内の鳳来と八名地区で買い物意向調査を行った。計539件の回答のうち、9割以上が「利用」あるいは「地元に来れば利用する」と答えた。また今年3月26日に同市黒田のAコープ八名店を閉店したこともあり、600万円(うち440万円は市の補助)で車を導入。13日から運行している。
 巡回場所は曜日ごとに地域を区切り、鳳来地区は平日とし、東、西、南、北部とほぼ全域。八名地区は土曜日とした。運転手も鳳来地区はパートの山下渥子さん(59)=門谷=と、農協女性部の加藤久美子さん(53)=八名井=、八名地区は職員の峰田錦哉さん(57)が務める。
 海老地区(鳳来)に住む女性は「85歳の夫が運転で新城市街地への通院がてら買い物をしてきた。夫もいつまで運転できるかわからないため、うれしい」と語った。
 八名店を利用していた人たちは千郷地区や新城市街地だけでなく浜松市北区三ヶ日のスーパーまで足を運ぶ状況。同市小畑で買い物に来た80代の女性は「これからは便利になるね」と話していた。
 山下さんは「どれだけ地域に根ざしていくことができるかがカギを握りそう」、同農協店舗部の森和久部長(56)は「一巡して反応は良い。お客さんのニーズに合わせた品ぞろえをすることや天候への対処も今後考えていきたい」と語った。
(安藤聡)

移動販売車で買い物する住民ら=新城市小畑で
移動販売車で買い物する住民ら=新城市小畑で

カテゴリー:社会・経済

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