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フェニックス新社長に水野氏が就任

水野氏(提供)
水野氏(提供)

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」の運営会社「フェニックス」は3日、牛尾信介社長(42)の後任として、親会社「オーエスジー」(豊川市本野ケ原3)の水野晃氏(54)が就任したと発表した。牛尾氏の退任理由は一身上の都合としている。1日付でリーグへ届けた。
 新社長の水野氏は愛知大学を経て1991年にオーエスジー入社、実業団リーグの選手としても活躍した。引退後はオーエスジーで営業畑を歩んで東部営業部の課長などを歴任。今年7月にフェニックスへ出向した。
 水野社長は「企業理念に『100年先の笑顔のために』を掲げ、三遠地域の活性化に貢献し続けたい。2026年の新B1リーグ参入に向けてチームやブースター、地域と強いパートナーシップを築きたい」などとコメントを発表した。
 フェニックスによると社長交代に伴う経営陣やコーチ陣などの変更はない。昨季に就任した秦アンディ英之ゼネラルマネジャー(GM)は留任、チームの指揮も引き続き大野篤史ヘッドコーチ(HC)が担う。昨季から事業方針の三本柱に掲げる「強化」「地域」「共育」は今後も引き続き推進するという。
 市川栄二会長は取材に対し「新B1リーグへの参入には観客動員や売上高などの基準を満たす必要がある。勝てる体制を整え、応援したくなるチーム作りが不可欠だ」と説明した。親会社で営業部門のマネジメントに携わった水野氏の経験が買われたという。
 牛尾氏はBリーグの強豪「千葉ジェッツ」の運営会社から21年にアドバイザーとしてフェニックスへ移籍。22年6月から社長を務めた。26年の新B1リーグ参入を視野に強化策に取り組み、スポーツ分析でハーバード大学とも提携した。一方、躍進を期待されたが昨季は負傷者が多く、23勝37敗で中地区6位だった。
【加藤広宣】

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」の運営会社「フェニックス」は3日、牛尾信介社長(42)の後任として、親会社「オーエスジー」(豊川市本野ケ原3)の水野晃氏(54)が就任したと発表した。牛尾氏の退任理由は一身上の都合としている。1日付でリーグへ届けた。
 新社長の水野氏は愛知大学を経て1991年にオーエスジー入社、実業団リーグの選手としても活躍した。引退後はオーエスジーで営業畑を歩んで東部営業部の課長などを歴任。今年7月にフェニックスへ出向した。
 水野社長は「企業理念に『100年先の笑顔のために』を掲げ、三遠地域の活性化に貢献し続けたい。2026年の新B1リーグ参入に向けてチームやブースター、地域と強いパートナーシップを築きたい」などとコメントを発表した。
 フェニックスによると社長交代に伴う経営陣やコーチ陣などの変更はない。昨季に就任した秦アンディ英之ゼネラルマネジャー(GM)は留任、チームの指揮も引き続き大野篤史ヘッドコーチ(HC)が担う。昨季から事業方針の三本柱に掲げる「強化」「地域」「共育」は今後も引き続き推進するという。
 市川栄二会長は取材に対し「新B1リーグへの参入には観客動員や売上高などの基準を満たす必要がある。勝てる体制を整え、応援したくなるチーム作りが不可欠だ」と説明した。親会社で営業部門のマネジメントに携わった水野氏の経験が買われたという。
 牛尾氏はBリーグの強豪「千葉ジェッツ」の運営会社から21年にアドバイザーとしてフェニックスへ移籍。22年6月から社長を務めた。26年の新B1リーグ参入を視野に強化策に取り組み、スポーツ分析でハーバード大学とも提携した。一方、躍進を期待されたが昨季は負傷者が多く、23勝37敗で中地区6位だった。
【加藤広宣】

水野氏(提供)
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カテゴリー:社会・経済

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