ボーイズリーグ鶴岡一人記念優勝で豊川の選手らが市役所訪問

　「第23回ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会」の小学生の部で、中日本選抜が優勝した。５年ぶり３回目。豊川市内の選手らが29日、市役所を訪れ、竹本幸夫市長に優勝報告した。
　大会は18～19日に広島県の鶴岡一人記念球場で開かれ、小学生の部には全国６チームが出場した。中日本は予選リーグを２戦２勝で通過。決勝トーナメントは初戦で関西選抜に13－２（４回コールド）で勝利し、決勝は広島県選抜に７－３で勝った。
　同市からは小坂井西６年の渋川遼稀さん（小坂井ボーイズ）、東部６年の鈴木来門さん（豊川中央ボーイズ）、桜木６年の牧田湧伸さん（三河一宮ボーイズ）の３人が出場した。渋川さん、鈴木さんと、チームのマネジャーを務めた豊川中央ボーイズ代表の牧野寛央さんが来庁した。
　渋川さんは決勝で捕手として先発出場しチームを盛り上げた。「将来はプロ野球選手を目指して頑張る」と意気込む。鈴木さんは投打で活躍。「大事な場面で打てる選手になりたい」と張り切る。２人とも中学ではボーイズリーグ所属のチームに入る。
　牧野さんは「20人の選手全員が試合に出られるようにした。チーム一丸の勝利」と振り返った。竹本市長は「将来は有名な選手になってください」とエールを送った。
【竹下貴信】