蒲郡市が認知症高齢者等見守りシール交付開始
蒲郡市は1日、認知症などで高齢者が行方不明になって保護された際、瞬時に発見通知が家族などに届く「見守りシール」の配布を始めた。
市内では高齢化率が高くなりつつある。同時に、認知症であちこちを徘徊(はいかい)した後、発見保護される人も増えている。
市は認知症の人や家族だけの問題ではなく、地域全体として取り組む課題とし、田原市や新城市など全国の自治体が対策として取り入れている「見守りシール」を採用することにした。
シールにはQRコードが書かれている。徘徊している人の服やつえ、バッグにQRコードを貼っておけば、発見者が読み込むことで、登録した家族に素早く通知される仕組み。シールには、その人の愛称や保護する間に注意すべきことも書かれており、見つけた人も安心して対処できる。
市は洗っても破れないシールと蓄光タイプの計40枚を1セットにして配る。料金は初回無料。問い合わせは長寿課(0533・66・1105)へ。
【林大二朗】
蒲郡市は1日、認知症などで高齢者が行方不明になって保護された際、瞬時に発見通知が家族などに届く「見守りシール」の配布を始めた。
市内では高齢化率が高くなりつつある。同時に、認知症であちこちを徘徊(はいかい)した後、発見保護される人も増えている。
市は認知症の人や家族だけの問題ではなく、地域全体として取り組む課題とし、田原市や新城市など全国の自治体が対策として取り入れている「見守りシール」を採用することにした。
シールにはQRコードが書かれている。徘徊している人の服やつえ、バッグにQRコードを貼っておけば、発見者が読み込むことで、登録した家族に素早く通知される仕組み。シールには、その人の愛称や保護する間に注意すべきことも書かれており、見つけた人も安心して対処できる。
市は洗っても破れないシールと蓄光タイプの計40枚を1セットにして配る。料金は初回無料。問い合わせは長寿課(0533・66・1105)へ。
【林大二朗】