「本の豊川堂」本店で祖父母の似顔絵展

孫の日キャンペーンの一環

　豊橋市呉服町の「本の豊川堂」本店で、市内の花園幼稚園による祖父母の似顔絵作品展が始まった。10月15日の「孫の日」まで飾る。
　県書店商業組合主催、小学館協賛の「孫の日キャンペーン」の一環。同社の髙須博久会長が組合理事長だった２００５年に提唱、読書推進運動の一環として９月の敬老の日から10月の孫の日まで毎年展示する。
　今回は年長から未満児までの１３２点を展示。店舗入り口横の格子部分には年少児と未満児の作品を掲示、店内の天井からは年中児と年長児の作品をつるした。クレヨンや水彩絵の具を使ってカラフルに描いた祖父母の満面の笑みが店を彩る。園児以外でも、店内にある用紙に似顔絵を描いて持ってくると記念品がもらえ、期間中店内に展示する。
　髙須会長は「おじいちゃん、おばあちゃんに喜んでもらい、じょうずに描けたご褒美に、子どもたちに本を読んであげてほしい」と話す。
【田中博子】