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視覚障がい者も遊べる「タッチャレ」 製作費など賄うCF始まる

左から田中さん、中山さん、市川さん=田原福祉センターで(今年1月撮影)
左から田中さん、中山さん、市川さん=田原福祉センターで(今年1月撮影)
視覚障がい者も遊べる「タッチャレ」 製作費など賄うCF始まる

南山大生が企画・開発したカードゲーム

 南山大学の学生が企画・開発した視覚障がい者も一緒に遊べるカードゲーム「タッチャレ」の製作費などを賄うクラウドファンディング(CF)が始まった。広い支援を募っている。11月9日まで。
 トランプに似た16種類2枚ずつ計32枚のカードセット。カードには三角や四角など4種類の記号が、「ざらざら」「つるつる」といった4種類の触感を出す印刷方法で描かれている。触覚だけで16枚のカードを判別できるようになっており、指で触れるだけでババ抜きなどのゲームを遊べる。
 企画したのは同大経営学部で川北眞紀子教授のゼミ生、田中なつ子さん、中山絵里加さん、市川雄大さんの3人。「スチューデント・イノベーション・カレッジ」(Sカレ)という大学ゼミ対抗商品企画開発イベントで、「社会課題を解決する印刷商品」のテーマに挑戦した。市川さんが親戚の視覚障がい者と一緒に遊べなかった経験から発案した。商品化までに田原市の視覚障がい者団体「さくらんぼ」のメンバーなどとテストプレーを重ねている。
 3人はタッチャレを通して「障がいの有無に関係なく、純粋に人と人との交流が当たり前にできる社会を目指したい」と語る。
 支援は1000円からで、CF専用サイト=QRコード=から。目標は280万円で、達成できなくても受け取れるオールイン方式。リターンはメッセージカードやタッチャレ1セットなど。
【岸侑輝】

南山大生が企画・開発したカードゲーム

 南山大学の学生が企画・開発した視覚障がい者も一緒に遊べるカードゲーム「タッチャレ」の製作費などを賄うクラウドファンディング(CF)が始まった。広い支援を募っている。11月9日まで。
 トランプに似た16種類2枚ずつ計32枚のカードセット。カードには三角や四角など4種類の記号が、「ざらざら」「つるつる」といった4種類の触感を出す印刷方法で描かれている。触覚だけで16枚のカードを判別できるようになっており、指で触れるだけでババ抜きなどのゲームを遊べる。
 企画したのは同大経営学部で川北眞紀子教授のゼミ生、田中なつ子さん、中山絵里加さん、市川雄大さんの3人。「スチューデント・イノベーション・カレッジ」(Sカレ)という大学ゼミ対抗商品企画開発イベントで、「社会課題を解決する印刷商品」のテーマに挑戦した。市川さんが親戚の視覚障がい者と一緒に遊べなかった経験から発案した。商品化までに田原市の視覚障がい者団体「さくらんぼ」のメンバーなどとテストプレーを重ねている。
 3人はタッチャレを通して「障がいの有無に関係なく、純粋に人と人との交流が当たり前にできる社会を目指したい」と語る。
 支援は1000円からで、CF専用サイト=QRコード=から。目標は280万円で、達成できなくても受け取れるオールイン方式。リターンはメッセージカードやタッチャレ1セットなど。
【岸侑輝】

左から田中さん、中山さん、市川さん=田原福祉センターで(今年1月撮影)
左から田中さん、中山さん、市川さん=田原福祉センターで(今年1月撮影)
視覚障がい者も遊べる「タッチャレ」 製作費など賄うCF始まる

カテゴリー:社会・経済

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