田原でオフロードトライアスロン

　田原市の自然を楽しみながら走る「第４回オフロードトライアスロンｉｎ田原」と、アウトドアスポーツ体験イベント「ＡＴＳＵＭＩ　ＨＡＮＴＯＮＥ（渥美ハントーン）」（実行委員会主催）が９月30日、田原市の白谷海浜公園周辺であった。
　トライアスロンはフル（スイム１㌔、バイク20㌔、ラン６㌔）、ライト（スイム５００㍍、バイク11・５㌔、ラン４㌔）、フルのコースを２～３人で走るリレー、フルからスイムを除いたデュアルの４種目で競った。
　午前８時半、フルとリレーの選手が号砲と同時に海へ駆け出し、泳ぎ始めた。公園の海水浴場で浜辺の前を２周してからバイクに乗り、衣笠山、滝頭公園一帯の散策道、林道を使ったコースを走った。未舗装路や悪路、急勾配も多く、いかに難所をスムーズに攻略するかが問われた。
　同11時頃に先頭を走っていた選手が園内のゲートでフィニッシュ。応援に来た人から惜しみない拍手があった。

体験イベント「渥美ハントーン」も

　同時開催の渥美ハントーンでは、カヤックやＢＭＸ、モルック、ヨガなどの体験に多くの人が集まった。
　ＢＭＸ試乗は、乗り心地や、ホイールの側面に付けるペグを使った動かし方が子どもたちの注目を集めた。起伏のあるコースを走って「普通の自転車と違って驚いた」と話す子もいた。
　モルックはフィンランド発のスポーツで、棒を投げ、ボウリングのピンのように並べられたスキットルを倒すゲーム。スキットルを倒すと得点になり、50点ぴったりになるとクリアだが、オーバーすると25点に戻ってしまう。親子で勝負する来場者も多く、白熱したゲームが繰り広げられた。
【岸侑輝】