「はくぶつかんだより収録集」を発行
新城市鳳来寺山自然科学博物館
新城市鳳来寺山自然科学博物館は、開館60周年を記念した冊子「はくぶつかんだより収録集」を発行した。加藤貞亨館長が1988年から発行してきた
3種類の手書きの広報紙を一つにまとめた。併せて奥三河の自然資源をデザインした3種類のクリアファイルも作り、販売している。
冊子は加藤館長が職員として働き始めた当初から2カ月に一度のペースで2018年12月まで書き続けた「博物館だより」と、その後に執筆した「博物館ザッ記」、友の会会員向けの「友の会だより」を収めた。文字だけでなく鉱物や植物などのイラスト、グラフまですべて手書きだ。
博物館だよりは、仕事の合間に方眼紙の上で構図を決めながら書き、200号まで続いた。文字とイラストは柔らかいタッチで表現し、長年の気温の推移を記した折れ線グラフなどは精巧だ。「発行したのはちょうど昭和の終わりから平成の終わりまでだった。親しみやすく伝えるため手書きにこだわった」と振り返る。05年の市町村合併前の鳳来町時代。約4000世帯の町内全戸に配布された時期もあった。「反応があり、博物館に関心を寄せてくれてうれしかった」と話す。A4判270㌻。税込み500円。
一方、クリアファイルは、「仏法僧(ぶっぽうそう)」と鳴くコノハズク▽新城市のキノコ▽オパールや水晶など奥三河で見られる鉱物-の3種類をプリントした。A4判、3種類1セットで200円。
問い合わせは新城市鳳来寺山自然科学博物館(0536・35・1001)へ。
【安藤聡】
新城市鳳来寺山自然科学博物館
新城市鳳来寺山自然科学博物館は、開館60周年を記念した冊子「はくぶつかんだより収録集」を発行した。加藤貞亨館長が1988年から発行してきた
3種類の手書きの広報紙を一つにまとめた。併せて奥三河の自然資源をデザインした3種類のクリアファイルも作り、販売している。
冊子は加藤館長が職員として働き始めた当初から2カ月に一度のペースで2018年12月まで書き続けた「博物館だより」と、その後に執筆した「博物館ザッ記」、友の会会員向けの「友の会だより」を収めた。文字だけでなく鉱物や植物などのイラスト、グラフまですべて手書きだ。
博物館だよりは、仕事の合間に方眼紙の上で構図を決めながら書き、200号まで続いた。文字とイラストは柔らかいタッチで表現し、長年の気温の推移を記した折れ線グラフなどは精巧だ。「発行したのはちょうど昭和の終わりから平成の終わりまでだった。親しみやすく伝えるため手書きにこだわった」と振り返る。05年の市町村合併前の鳳来町時代。約4000世帯の町内全戸に配布された時期もあった。「反応があり、博物館に関心を寄せてくれてうれしかった」と話す。A4判270㌻。税込み500円。
一方、クリアファイルは、「仏法僧(ぶっぽうそう)」と鳴くコノハズク▽新城市のキノコ▽オパールや水晶など奥三河で見られる鉱物-の3種類をプリントした。A4判、3種類1セットで200円。
問い合わせは新城市鳳来寺山自然科学博物館(0536・35・1001)へ。
【安藤聡】