蒲郡で19年ぶりに地元ボートレーサー誕生
蒲郡市形原町の近藤颯斗さん(22)は、9月に福岡県柳川市のボートレーサー養成所を修了し、今月17日からボートレース蒲郡で始まる「三河湾グランプリ」でデビューする。蒲郡市出身、在住の選手誕生は19年ぶり。
県立西尾東高校を卒業後、愛知大学に進学。1年生だった2021年夏に、友人と一緒にボートレース蒲郡で観戦した際、エンジン音や選手のターンする姿などに魅了され、レーサーを目指すことを決めた。
親の反対を押し切って大学を中退し、選手養成所入学試験を受けた。体力試験や学科試験に臨んだほか、面接では審査員に対しボートレーサーに憧れたきっかけを熱く語った。応募者1217人から、近藤さんを含む52人が合格した。22年10月に第133期生として養成所に入所した。
中学、高校の野球部で鍛えた精神力を生かし、毎日の厳しい訓練を乗り越え、26人の仲間と一緒に養成所を修了した。「いろんなことを学べて良かった。今は親も応援してくれる」と振り返る。
13日、鈴木寿明市長に選手になった報告と「三河湾グランプリ」に向けた意気込みを伝えるため、市役所を訪れた。近藤さんは「最後まで諦めないレースを心掛け、新人らしく一生懸命に頑張りたい」と話した。鈴木市長は「将来はボートレース業界を代表する選手になってほしい」と活躍を期待した。
【林大二朗】
蒲郡市形原町の近藤颯斗さん(22)は、9月に福岡県柳川市のボートレーサー養成所を修了し、今月17日からボートレース蒲郡で始まる「三河湾グランプリ」でデビューする。蒲郡市出身、在住の選手誕生は19年ぶり。
県立西尾東高校を卒業後、愛知大学に進学。1年生だった2021年夏に、友人と一緒にボートレース蒲郡で観戦した際、エンジン音や選手のターンする姿などに魅了され、レーサーを目指すことを決めた。
親の反対を押し切って大学を中退し、選手養成所入学試験を受けた。体力試験や学科試験に臨んだほか、面接では審査員に対しボートレーサーに憧れたきっかけを熱く語った。応募者1217人から、近藤さんを含む52人が合格した。22年10月に第133期生として養成所に入所した。
中学、高校の野球部で鍛えた精神力を生かし、毎日の厳しい訓練を乗り越え、26人の仲間と一緒に養成所を修了した。「いろんなことを学べて良かった。今は親も応援してくれる」と振り返る。
13日、鈴木寿明市長に選手になった報告と「三河湾グランプリ」に向けた意気込みを伝えるため、市役所を訪れた。近藤さんは「最後まで諦めないレースを心掛け、新人らしく一生懸命に頑張りたい」と話した。鈴木市長は「将来はボートレース業界を代表する選手になってほしい」と活躍を期待した。
【林大二朗】