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豊橋で「もち性大麦」の種まき

種をまく準備をするティ・アイ・エヌの関係者=豊橋市石巻地区で
種をまく準備をするティ・アイ・エヌの関係者=豊橋市石巻地区で

 豊橋市入船町の大麦製造販売「豊橋糧食工業」は8日、もち性大麦「ワキシーファイバー」の種まきを同市石巻地区で始めた。
 「農業、食品産業技術総合研究機構」が育成したもち性二条裸麦の品種。普通の麦と違って約2倍の食物繊維と免疫力を高める「ベータグルカン」を多く含んでいる。
 2012年、農研機構から種を受け取り、同市石巻萩平町の農事組合法人「ティ・アイ・エヌ」に栽培を依頼。毎年11~12月に米の裏作の時期に合わせ、5㌶の田んぼに400㌔の種をまいている。
 周辺は山々に囲まれ、市内の中でも標高が高いことから、育てやすい地形を生かした栽培と、ドローンを使った管理に努め、年明けの6月に収穫する。「国産スーパーもち麦」の名前で東三河のスーパーや豊橋糧食工業で販売している。
 当初は大麦栽培の経験がなかったこともあり、収穫量が少なかった。今は「ティ・アイ・エヌ」の努力で多くの麦を収穫している。
 この日、関係者がトラクターを使い、肥料と一緒に種8㌔をまいた。豊橋糧食工業の伴野裕里取締役は「豊橋で育てた大麦をいつもの食生活に入れてほしい」と話した。
 同社は1946年創業。食物繊維が豊富な国産大麦を使い、押し麦や麦ごはんなどの商品を製造販売している。また、多くの人に豊橋産の大麦の魅力や簡単な食べ方を伝え、地産地消につなげる活動に積極的に取り組んでいる。
【林大二朗】

 豊橋市入船町の大麦製造販売「豊橋糧食工業」は8日、もち性大麦「ワキシーファイバー」の種まきを同市石巻地区で始めた。
 「農業、食品産業技術総合研究機構」が育成したもち性二条裸麦の品種。普通の麦と違って約2倍の食物繊維と免疫力を高める「ベータグルカン」を多く含んでいる。
 2012年、農研機構から種を受け取り、同市石巻萩平町の農事組合法人「ティ・アイ・エヌ」に栽培を依頼。毎年11~12月に米の裏作の時期に合わせ、5㌶の田んぼに400㌔の種をまいている。
 周辺は山々に囲まれ、市内の中でも標高が高いことから、育てやすい地形を生かした栽培と、ドローンを使った管理に努め、年明けの6月に収穫する。「国産スーパーもち麦」の名前で東三河のスーパーや豊橋糧食工業で販売している。
 当初は大麦栽培の経験がなかったこともあり、収穫量が少なかった。今は「ティ・アイ・エヌ」の努力で多くの麦を収穫している。
 この日、関係者がトラクターを使い、肥料と一緒に種8㌔をまいた。豊橋糧食工業の伴野裕里取締役は「豊橋で育てた大麦をいつもの食生活に入れてほしい」と話した。
 同社は1946年創業。食物繊維が豊富な国産大麦を使い、押し麦や麦ごはんなどの商品を製造販売している。また、多くの人に豊橋産の大麦の魅力や簡単な食べ方を伝え、地産地消につなげる活動に積極的に取り組んでいる。
【林大二朗】

種をまく準備をするティ・アイ・エヌの関係者=豊橋市石巻地区で
種をまく準備をするティ・アイ・エヌの関係者=豊橋市石巻地区で

カテゴリー:社会・経済

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