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岩屋キャノンボウルで夢峰さんデザイン書展

展示会を開いた夢峰さん(右から2人目)と岩屋キャノンボウルの皆さん=豊橋市岩屋町で
展示会を開いた夢峰さん(右から2人目)と岩屋キャノンボウルの皆さん=豊橋市岩屋町で
味のある作品が並ぶ
味のある作品が並ぶ

不登校児が外出するきっかけに

 豊橋市岩屋町のボウリング場「岩屋キャノンボウル」で、デザイン書展「夢峰作品展」が開かれている。夢峰(むほう)こと、市内の不登校児専門アドバイザーの岡田峰則さん(69)の作品展。不登校の子どもたちや家族に「ボウリングを楽しんでもらいたい」「外出の楽しみを知ってほしい」との思いで開いた個展だ。来年1月15日まで。
 夢峰さんは地元のデザイン書道作家鈴木愛さんに長年師事。体調不良を自身の意識改革によって克服した経験や、それを元に社会に積極的に参加できない子どもたちのサポートに尽力したこと、大病の際もカウンセリングを通して元気をもらったことなどを糧に、自由なスタイルの書の制作や相談事業に励む。
 キャリア約20年のボウリング愛好家で、ボウリングを通して絆を強める家族療法にも取り組む。高齢者らの「健康ボウリング」や親子で楽しむ「キッズボウリング」にも力を入れる同所からの声掛けで展示を決めた。
 「さあ行こう、ボウリングへ!」との気持ちで書いた「さあいこう」や、尊敬できる人との出会いが人生を変えるというメッセージを込めた「師」、「大丈夫という根拠のない底力」「あるがままに」など前向きな言葉、背中を押してくれる言葉を味わい深い文字でしたためて並べている。
 また、夢峰さんと何度も合同展を開く友人で、蒲郡市の飲食店「チカレッタ」代表の牧野圭祐さんも賛助出展。食べ物にちなんだハガキ大の筆文字作品を披露し、希望者にはプレゼントする。
 「ボウリングは知らない人と同じレーンでプレーし、ハイタッチなどのコミュニケーションがあり、終わる頃には仲良くなれるスポーツ。皆さん関心を持って作品を見てくれている」と同所の山本篤さん。夢峰さんは「不登校を悪いことと考えず、子どもを認めてあげることが大切。子どもたちが一度ボウリングに行ってみようと思ってくれたらうれしい。親御さんや先生にも見ていただきたい」と話す。
【田中博子】

不登校児が外出するきっかけに

 豊橋市岩屋町のボウリング場「岩屋キャノンボウル」で、デザイン書展「夢峰作品展」が開かれている。夢峰(むほう)こと、市内の不登校児専門アドバイザーの岡田峰則さん(69)の作品展。不登校の子どもたちや家族に「ボウリングを楽しんでもらいたい」「外出の楽しみを知ってほしい」との思いで開いた個展だ。来年1月15日まで。
 夢峰さんは地元のデザイン書道作家鈴木愛さんに長年師事。体調不良を自身の意識改革によって克服した経験や、それを元に社会に積極的に参加できない子どもたちのサポートに尽力したこと、大病の際もカウンセリングを通して元気をもらったことなどを糧に、自由なスタイルの書の制作や相談事業に励む。
 キャリア約20年のボウリング愛好家で、ボウリングを通して絆を強める家族療法にも取り組む。高齢者らの「健康ボウリング」や親子で楽しむ「キッズボウリング」にも力を入れる同所からの声掛けで展示を決めた。
 「さあ行こう、ボウリングへ!」との気持ちで書いた「さあいこう」や、尊敬できる人との出会いが人生を変えるというメッセージを込めた「師」、「大丈夫という根拠のない底力」「あるがままに」など前向きな言葉、背中を押してくれる言葉を味わい深い文字でしたためて並べている。
 また、夢峰さんと何度も合同展を開く友人で、蒲郡市の飲食店「チカレッタ」代表の牧野圭祐さんも賛助出展。食べ物にちなんだハガキ大の筆文字作品を披露し、希望者にはプレゼントする。
 「ボウリングは知らない人と同じレーンでプレーし、ハイタッチなどのコミュニケーションがあり、終わる頃には仲良くなれるスポーツ。皆さん関心を持って作品を見てくれている」と同所の山本篤さん。夢峰さんは「不登校を悪いことと考えず、子どもを認めてあげることが大切。子どもたちが一度ボウリングに行ってみようと思ってくれたらうれしい。親御さんや先生にも見ていただきたい」と話す。
【田中博子】

展示会を開いた夢峰さん(右から2人目)と岩屋キャノンボウルの皆さん=豊橋市岩屋町で
展示会を開いた夢峰さん(右から2人目)と岩屋キャノンボウルの皆さん=豊橋市岩屋町で
味のある作品が並ぶ
味のある作品が並ぶ

カテゴリー:社会・経済

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