ジャンボ門松お目見え 豊橋の車寿司

　豊橋市西小鷹野４の「車寿司」に、高さ７㍍を超えるジャンボ門松がお目見えした。
　創業時から飾り続け、地元の名物にもなっている。小さな紙製から始まった門松も、店の勢いに合わせて成長した。今では屋根をはるかに超えるまでになった。
　門松を手掛けたのは、粕谷一彦社長と創業時から交友がある同市忠興の「いぐち造園」の井口衛社長と息子の大輔さん。岐阜県の山奥から太くて真っ直ぐに伸びた竹を取り寄せた。19日朝から作業を始め、立派な松とつぼみがほころび始めた梅などを添え、堂々とそびえ立つ門松を完成させた。
　「みなさまのお陰で50年を迎えられた。今後も『吾道握以貫之（わがどうにぎりをもってこれをつらぬく）』にまい進したい」と粕谷社長。「今年も校区の皆さんのおかげで『東洋一』と言ってもいい立派な門松ができた。来年もよい年でありますように」と話した。
【田中博子】