箱根7区「区間賞」吉居駿恭さんが田原市長表敬

　今年の箱根駅伝の７区を走り、区間賞を獲得した中央大２年の吉居駿恭さんが５日、田原市役所で山下政良市長に報告した。
　兄大和さんとともに仙台育英高校から中央大へ。今大会で大和さんはエース区間の２区を走ったが体調不良で区間15位に終わった。一方の駿恭さんは区間歴代４位の１時間２分27秒の好走をみせた。
　駿恭さんは「チームとしては数年前から優勝を狙っていた。体調不良者が出て目標には届かなかったが、応援してくれる人に活躍している姿を少しでも見せられたと思う」と振り返った。そのうえで「今後は、オリンピックで５０００㍍やトラック種目での代表出場を目指したい」と意気込んだ。
　山下市長は、区間賞獲得をたたえ「吉居兄弟が頑張っている姿を見て田原市は盛り上がった。特に、大和さんから駿恭さんへの給水は感動した。市民を代表してお礼を言いたい。今後も体調に気を付けて頑張ってほしい」と激励した。
【山田一晶】