豊川稲荷、三が日の参拝客185万人
豊川稲荷は、今年の三が日の参拝客が、この十数年で最高の185万人に達したと発表した。関係者も驚いている。
元日は75万人、2日は65万人、3日は45万人だった。元日と2日は、予想を超える参拝客が訪れ、本殿から総門まで行列が続いた。外まで列が出る時間もあったという。
この数年の参拝客は、新型コロナウイルス禍前の2020年は150万人だった。21年は26万人まで落ち込み、22年は110万人、23年は135万人と徐々に回復していた。それ以前の十数年は、150万人を上回ることはなかったという。
関係者によると、中部空港が開港した2005年、名古屋方面から豊川稲荷駅まで来る名鉄の臨時特急がなくなったことなどあり、この頃は参拝客が落ち込んでいた。その後、観光協会や地元商店街が名鉄へ働きかけ、初詣に合わせたキャンペーンを開催した。豊川稲荷や駅周辺に駐車場の整備も進んだ。この数年は「ヨルモウデ」が開催されたことで、知名度が上がったこともプラスに働いた。
さらに天候も後押し。今年の三が日は寒さが和らぎ、好天が続いた。久しぶりのコロナ規制のない正月だったことも、大勢の人たちが初詣に行くことにつながった。
豊川稲荷の担当者は「元日と2日の参拝客の多さに私たちも驚きました。大勢に来ていただき、感謝しています」と話す。商店街では「行列ができた店もあった。ありがたい」と述べた。
【竹下貴信】
豊川稲荷は、今年の三が日の参拝客が、この十数年で最高の185万人に達したと発表した。関係者も驚いている。
元日は75万人、2日は65万人、3日は45万人だった。元日と2日は、予想を超える参拝客が訪れ、本殿から総門まで行列が続いた。外まで列が出る時間もあったという。
この数年の参拝客は、新型コロナウイルス禍前の2020年は150万人だった。21年は26万人まで落ち込み、22年は110万人、23年は135万人と徐々に回復していた。それ以前の十数年は、150万人を上回ることはなかったという。
関係者によると、中部空港が開港した2005年、名古屋方面から豊川稲荷駅まで来る名鉄の臨時特急がなくなったことなどあり、この頃は参拝客が落ち込んでいた。その後、観光協会や地元商店街が名鉄へ働きかけ、初詣に合わせたキャンペーンを開催した。豊川稲荷や駅周辺に駐車場の整備も進んだ。この数年は「ヨルモウデ」が開催されたことで、知名度が上がったこともプラスに働いた。
さらに天候も後押し。今年の三が日は寒さが和らぎ、好天が続いた。久しぶりのコロナ規制のない正月だったことも、大勢の人たちが初詣に行くことにつながった。
豊川稲荷の担当者は「元日と2日の参拝客の多さに私たちも驚きました。大勢に来ていただき、感謝しています」と話す。商店街では「行列ができた店もあった。ありがたい」と述べた。
【竹下貴信】