豊橋競輪場で保護犬譲渡会

出張こども食堂も

　豊橋市東田町の豊橋競輪場で14日、保護犬猫の愛護イベント「犬ハピ」実行委員会による保護犬譲渡会や、こども食堂・居場所づくりネットワーク「このまちくらす」による出張こども食堂があった。
　譲渡会には、一般社団法人「Ｒｅｖｕｅ動物愛護」の犬８匹が登場した。人懐こい性格で、尻尾を振りながら手のにおいを嗅いだり、立ち上がって来た人を見つめたりした。ほかに保護犬16匹の写真も展示した。スタッフに相談しながら笑顔で犬を見ていた。
　法人代表の徳田恵子さんは、行政が捕まえた野犬の里親を探したいと申し出ても聞き入れられない問題などについて語り、「かわいいだけで飼って、安易に捨てないで。野犬の問題などを多くの人に知ってほしい。行政ともっと連携し、できるだけ多くの命を守っていきたい」と語った。
　こども食堂では市内で活動する「やまぐちさんちのパピネス食堂」のカレーや、「南陽ニコニコ食堂」のシフォンケーキ、「こども食堂ソリオン」の幕の内弁当など計２００食が配られた。野菜やミカンの無料配布、児童書などのリサイクルもあった。
【岸侑輝】