とよはしまちなかスロータウン映画祭が開幕
豊橋出身・石川監督と窪田さんがトーク
「第22回とよはしまちなかスロータウン映画祭」(実行委員会主催)が21日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で始まった。オープニングで豊橋市出身の石川慶監督と俳優の窪田正孝さんを迎え、制作の裏話などを披露した。東愛知新聞社後援。映画祭は2月25日まで。
この日は石川監督が手掛けた「ある男」、窪田さん主演の「決戦は日曜日」の上映後にトークイベントを開いた。「『ある男』のはなしin豊橋」と題し、制作過程でのエピソードを語った。
窪田さんの出演について石川監督は「存在感が際立つ俳優という印象があった。豊橋でも撮られたNHK朝ドラ『エール』に出演中で、無理を承知で頼んだらすんなり承諾いただけた」と不思議な縁を振り返った。
演出について「赤ちゃんが羊水から出てくる感じで」など、独特の言語感覚を持つ石川監督について窪田さんは「言語化できない感覚をつかむのに戸惑ったが、徐々に楽しめるようになった」と語った。
作品は各地の映画祭にも出品された。石川監督は「作品を通じて外国との距離も縮まった。今後は外国人との映画作りなど海外展開も視野に入れたい」と意気込んだ。
この日は約700人が映画鑑賞とトークを楽しんだ。映画祭は2月25日までの8日間あり、メインの「スロータウンシネマ」は来月3日から。制作者や出演者らをゲストに迎えてトークなどの関連イベントを開く。
【加藤広宣】
豊橋出身・石川監督と窪田さんがトーク
「第22回とよはしまちなかスロータウン映画祭」(実行委員会主催)が21日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で始まった。オープニングで豊橋市出身の石川慶監督と俳優の窪田正孝さんを迎え、制作の裏話などを披露した。東愛知新聞社後援。映画祭は2月25日まで。
この日は石川監督が手掛けた「ある男」、窪田さん主演の「決戦は日曜日」の上映後にトークイベントを開いた。「『ある男』のはなしin豊橋」と題し、制作過程でのエピソードを語った。
窪田さんの出演について石川監督は「存在感が際立つ俳優という印象があった。豊橋でも撮られたNHK朝ドラ『エール』に出演中で、無理を承知で頼んだらすんなり承諾いただけた」と不思議な縁を振り返った。
演出について「赤ちゃんが羊水から出てくる感じで」など、独特の言語感覚を持つ石川監督について窪田さんは「言語化できない感覚をつかむのに戸惑ったが、徐々に楽しめるようになった」と語った。
作品は各地の映画祭にも出品された。石川監督は「作品を通じて外国との距離も縮まった。今後は外国人との映画作りなど海外展開も視野に入れたい」と意気込んだ。
この日は約700人が映画鑑賞とトークを楽しんだ。映画祭は2月25日までの8日間あり、メインの「スロータウンシネマ」は来月3日から。制作者や出演者らをゲストに迎えてトークなどの関連イベントを開く。
【加藤広宣】