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豊川の安形医院で元プロ野球選手・内さんの教室

子どもたちに指導する内さん=安形医院で
子どもたちに指導する内さん=安形医院で

 豊川市一宮町の「安形医院」で20日、元千葉ロッテマリーンズの投手、内竜也さん(38)による野球教室があった。小中学生18人が参加し、体の使い方や投球の極意などを教わった。
 内さんは、川崎工業高校を経て2003年にドラフト1位でロッテに入団。最速154㌔の直球と鋭く落ちるスライダーを武器に、中継ぎや抑え投手として活躍した。10年の中日ドラゴンズとの日本シリーズでは、7回無失点の好投で、チームの日本一に貢献した。
 この日の教室は、地元の子どもたちに野球の楽しさやけがをしない体づくりを広めようと、安形俊久院長らが企画した。
 院内に併設されているブルペンで、キャッチボールをしながら投球フォームを指導した。現役時代、肘や肩などの計9回の手術を経験し、けがに苦しんだ。「頭の位置は動かさず、両肩を水平に保つ。どちらか一方に傾けすぎると、無理して肩を上げる必要があり、けがのリスクが高まる。足を上げたときも、着いたときも肩がスムーズに回る位置かどうかを意識して」と指導した。そして「自分の体をしっかりと理解して、うまく体を操る意識を持つこと」と締めくくった。教室後には、サイン色紙をプレゼントし、記念撮影に応じた。
 参加した市立一宮中1年の後河内貴麿さんは、「ボールの握り方を教えてもらった。自分の問題点がわかって、次の練習に生かせそうです」と笑顔をみせた。
【北川壱暉】

 豊川市一宮町の「安形医院」で20日、元千葉ロッテマリーンズの投手、内竜也さん(38)による野球教室があった。小中学生18人が参加し、体の使い方や投球の極意などを教わった。
 内さんは、川崎工業高校を経て2003年にドラフト1位でロッテに入団。最速154㌔の直球と鋭く落ちるスライダーを武器に、中継ぎや抑え投手として活躍した。10年の中日ドラゴンズとの日本シリーズでは、7回無失点の好投で、チームの日本一に貢献した。
 この日の教室は、地元の子どもたちに野球の楽しさやけがをしない体づくりを広めようと、安形俊久院長らが企画した。
 院内に併設されているブルペンで、キャッチボールをしながら投球フォームを指導した。現役時代、肘や肩などの計9回の手術を経験し、けがに苦しんだ。「頭の位置は動かさず、両肩を水平に保つ。どちらか一方に傾けすぎると、無理して肩を上げる必要があり、けがのリスクが高まる。足を上げたときも、着いたときも肩がスムーズに回る位置かどうかを意識して」と指導した。そして「自分の体をしっかりと理解して、うまく体を操る意識を持つこと」と締めくくった。教室後には、サイン色紙をプレゼントし、記念撮影に応じた。
 参加した市立一宮中1年の後河内貴麿さんは、「ボールの握り方を教えてもらった。自分の問題点がわかって、次の練習に生かせそうです」と笑顔をみせた。
【北川壱暉】

子どもたちに指導する内さん=安形医院で
子どもたちに指導する内さん=安形医院で

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

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