新鮮な野菜を被災者に 「チーム渥美半島」が能登へ出発
渥美半島の農家や事業者有志でつくる「チーム渥美半島」が、「半島から半島へ」を掲げ、能登半島地震被災者のために米や野菜などを届けようと22日、出発した。
チームは、田原市福江町の複合商業施設「ショッピングセンターレイ」跡地を拠点に、地元を元気にしたい面々が集まる「あつみ編集舎」の有志が7日に結成した。代表は野菜の生産販売「山久」社長の山本達弥さん。
メンバーの一人で画家の小林憲明さんは親が子どもを抱きしめる姿などを描くプロジェクト「ダキシメルオモイ」を手がけ、東日本大震災の避難者を中心に多くの家族を描いてきた。能登半島には世話になった人も多い。「何もしないわけにはいかない」と熱く語った。
NPO法人「健康づくり推進機構BTB」(兵庫県)代表で、阪神大震災の経験から東日本大震災での健康被害抑止のため現地健康指導者の支援をした森西美香さんは「皆さんの思いを一緒に届けたい」と話す。
現地からのリクエストに応じ、21日に市内で物資提供を呼び掛けた。新鮮な米やキャベツ、白菜など2㌧以上が集まった。物資を運ぶ車は「渥美モータース」が協力した。22日午前4時に出発し、その日のうちに金沢市や富山市で活動する現地支援団体などに物資を引き渡した。
今後も月1回のペースで物資を届ける予定という。山本さんは「物資を届けるだけではない。今後もずっとつながっていきたい」と意気込んだ。
【岸侑輝】
渥美半島の農家や事業者有志でつくる「チーム渥美半島」が、「半島から半島へ」を掲げ、能登半島地震被災者のために米や野菜などを届けようと22日、出発した。
チームは、田原市福江町の複合商業施設「ショッピングセンターレイ」跡地を拠点に、地元を元気にしたい面々が集まる「あつみ編集舎」の有志が7日に結成した。代表は野菜の生産販売「山久」社長の山本達弥さん。
メンバーの一人で画家の小林憲明さんは親が子どもを抱きしめる姿などを描くプロジェクト「ダキシメルオモイ」を手がけ、東日本大震災の避難者を中心に多くの家族を描いてきた。能登半島には世話になった人も多い。「何もしないわけにはいかない」と熱く語った。
NPO法人「健康づくり推進機構BTB」(兵庫県)代表で、阪神大震災の経験から東日本大震災での健康被害抑止のため現地健康指導者の支援をした森西美香さんは「皆さんの思いを一緒に届けたい」と話す。
現地からのリクエストに応じ、21日に市内で物資提供を呼び掛けた。新鮮な米やキャベツ、白菜など2㌧以上が集まった。物資を運ぶ車は「渥美モータース」が協力した。22日午前4時に出発し、その日のうちに金沢市や富山市で活動する現地支援団体などに物資を引き渡した。
今後も月1回のペースで物資を届ける予定という。山本さんは「物資を届けるだけではない。今後もずっとつながっていきたい」と意気込んだ。
【岸侑輝】