新城市商工会の本多会長が県産業功労表彰受賞で喜び語る

　新城市商工会の本多克弘会長（78）が、県産業功労者表彰を受賞した。２０１３（平成25）年に同市と鳳来、作手の３商工会合併など組織の強化育成に尽力した功績がたたえられた。
　商工会の合併は新城市が２００５年度に合併したのに伴って、地域経済の変化に対応でいるよう組織力を強化しようと協議を始めた。鳳来、作手の両商工会が解散、新城市商工会に編入することにして13年１月に合併契約を調印。同年４月に新組織で誕生した。
　本多会長は「経済振興のためにも商工会は大きな力となるべきだ」として合併を推進。推薦理事制の導入など組織づくりに努めた。「一緒に取り組んできた人たちに感謝したい。この街のためにやらないといけない思いがまとまって受賞につながった」と喜びを語った。
　県表彰は産業はじめ地方自治、教育文化、社会福祉などの分野で功績のあった個人、団体を知事が表彰するもので、今回は45人と３団体を選出。18日に式が行われた。
（安藤聡）