豊橋総合動植物公園で「設楽の巨木展」

　設楽町内にある高さ15㍍以上の木を紹介する「設楽の巨木展」が30日、豊橋総合動植物公園植物園「イベントのへや」で始まった。２月12日まで。
　町観光協会の主催。町民有志「奥三河ふるさとガイド」が約２年かけて調査した。昨春に道の駅「したら」で展示したところ好評だったため、より多くの人に知ってもらおうと豊橋で開いた。
　樹木の姿を写した高さ２・７㍍のタペストリーは14種類。高さと幅が各１・８㍍の写真で迫力ある幹周りを見せる工夫も。雪化粧した木も登場する。「田代の姫沙羅（ヒメシャラ）」のほか、葉の上や先端部に実を着ける「田代の御葉付銀杏」などで、一部の巨木はその枝や実を置いた。直径１㍍以上の輪切り標本も３種類並べている。
　午前９時～午後４時半。５日は休園。
　町観光協会は、昨年の展示会で「巨木巡りをしたい」との声を受けてマップ「巨木に逢える町したら」を作った。Ａ２判。道の駅「したら」などで配っている。展示会場には簡易版がある。
【安藤聡】