新城庭野小で150周年の記念式典

　新城市立庭野小学校の創立１５０周年記念式典が３日開かれた。
　１８７３（明治６）年、永源寺本堂を校舎に創設された庭野義校が母体。１９０７年に八名村立庭野尋常小学校と改名、21年には現在地に校舎が新築移転した。５８年に現在の市立庭野小学校に改名した。
　同窓会長の松井義明さんは「これからも子どもたちが自分自身を見つけて夢を実現するためにこの場所にあり続けることを願います。全力でサポートします」と話した。
　６年生８人が総合学習で調べた学校の歴史を紹介し、「子どもの元気な声が聞こえる温かい学校であってほしい」などのメッセージを語った。１～５年生も加わり、全校児童で式典参加者に向けて校歌を斉唱した。
　丸山哲丈校長は、周年に向けて屋外時計１台を寄贈した酒井好三さんと、電子黒板や児童用図書などを寄贈した酒井達雄さんに感謝状を贈った。「地域とともにある学校として職員一同力を合わせて取り組んでいきたい」と述べた。
　アトラクションでは東栄町のプロ和太鼓集団「志多ら」が演奏した。
【安藤聡】