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渥美農業高が「和牛甲子園」で優良賞

賞状などを手にする4人=田原市役所で
賞状などを手にする4人=田原市役所で

田原市長へ報告

 県立渥美農業高校は1月に東京都であった「第7回和牛甲子園」の取組評価部門で優良賞を受賞した。アニマルウェルフェア(家畜福祉)認証を取得したことが評価された。このほど、田原市役所で山下政良市長に報告した。
 家畜に心を寄り添わせ、できるだけストレスを少なく、健康的に生きる飼育を目指す畜産の方法。同校が肉用牛認証第1号を取得した一般社団法人「アニマルウェルフェア畜産協会」(北海道)では動物、施設、管理の三つをベースにした44項目について審査がある。80%以上のクリアで取得できる。
 同校は2022年大会で県内初の肉用牛JGAP認証取得などで最優秀賞を取得しており、今回はその中のウェルフェア項目を拡張した取り組みになったという。
 「安心安全で幸せな牛舎」をテーマに挑戦したのは、農業科3年の奥田里紗さんと稲垣帆風さん、2年の岩本漣さんと沖尾瞳月さん。奥田さんは施設に対する改善点が多く、DIY的な作業が中心になったとして「審査が大変だったので達成感があった。牛舎が人にとっても家畜にとっても良いものになったことがうれしい」と笑顔を見せた。「後輩はウェルフェアの普及に向けて頑張るというので期待したい」と語った。
【岸侑輝】

田原市長へ報告

 県立渥美農業高校は1月に東京都であった「第7回和牛甲子園」の取組評価部門で優良賞を受賞した。アニマルウェルフェア(家畜福祉)認証を取得したことが評価された。このほど、田原市役所で山下政良市長に報告した。
 家畜に心を寄り添わせ、できるだけストレスを少なく、健康的に生きる飼育を目指す畜産の方法。同校が肉用牛認証第1号を取得した一般社団法人「アニマルウェルフェア畜産協会」(北海道)では動物、施設、管理の三つをベースにした44項目について審査がある。80%以上のクリアで取得できる。
 同校は2022年大会で県内初の肉用牛JGAP認証取得などで最優秀賞を取得しており、今回はその中のウェルフェア項目を拡張した取り組みになったという。
 「安心安全で幸せな牛舎」をテーマに挑戦したのは、農業科3年の奥田里紗さんと稲垣帆風さん、2年の岩本漣さんと沖尾瞳月さん。奥田さんは施設に対する改善点が多く、DIY的な作業が中心になったとして「審査が大変だったので達成感があった。牛舎が人にとっても家畜にとっても良いものになったことがうれしい」と笑顔を見せた。「後輩はウェルフェアの普及に向けて頑張るというので期待したい」と語った。
【岸侑輝】

賞状などを手にする4人=田原市役所で
賞状などを手にする4人=田原市役所で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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