田原で「垂下あさり」の出荷最盛
田原市渥美産の養殖アサリ「垂下あさり」が出荷の最盛期を迎えている。県産の天然ものを大きく育て、検査を欠かさない上質なアサリで、年々人気が高まっている。
渥美漁協の若手アサリ漁師が中心となって取り組む。三河湾でとれた身入りのよいアサリを選別し、年末から渥美沖の潮の流れが良い場所で海中につるした籠に入れて育てる。砂がほとんど入っておらず、身がふっくらとしているのが特徴。渥美漁協の事業として昨年末に「かごいり娘」で商標登録し、一層のブランド化に励んでいる。
アサリの品薄などに伴って人気が高まり、年々養殖量を増やしている。今年は1・5㌧を育てているが、身の大きさを調べる検査が基準を満たした5日から出荷を始めて2週間で500㌔を出荷するという。なくなり次第終了で、4月上旬には売り切れる見込み。
アサリ漁師の細田光則さんは、種となるアサリの量が少なくなっていることや、漁船の燃料などにかかる費用高騰に苦しんでいるとしながらも、アサリは例年通りの出来栄えだといい、「調理後も身が縮まず見栄えがいい。お店でも使ってもらえたらうれしい」と語った。
注文は渥美漁協のホームページなどで受け付けている。
【岸侑輝】
田原市渥美産の養殖アサリ「垂下あさり」が出荷の最盛期を迎えている。県産の天然ものを大きく育て、検査を欠かさない上質なアサリで、年々人気が高まっている。
渥美漁協の若手アサリ漁師が中心となって取り組む。三河湾でとれた身入りのよいアサリを選別し、年末から渥美沖の潮の流れが良い場所で海中につるした籠に入れて育てる。砂がほとんど入っておらず、身がふっくらとしているのが特徴。渥美漁協の事業として昨年末に「かごいり娘」で商標登録し、一層のブランド化に励んでいる。
アサリの品薄などに伴って人気が高まり、年々養殖量を増やしている。今年は1・5㌧を育てているが、身の大きさを調べる検査が基準を満たした5日から出荷を始めて2週間で500㌔を出荷するという。なくなり次第終了で、4月上旬には売り切れる見込み。
アサリ漁師の細田光則さんは、種となるアサリの量が少なくなっていることや、漁船の燃料などにかかる費用高騰に苦しんでいるとしながらも、アサリは例年通りの出来栄えだといい、「調理後も身が縮まず見栄えがいい。お店でも使ってもらえたらうれしい」と語った。
注文は渥美漁協のホームページなどで受け付けている。
【岸侑輝】