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萩小の複式編制回避求め検討委が報告書提出

報告書を提出する大林委員長(左から3人目)ら=音羽庁舎で
報告書を提出する大林委員長(左から3人目)ら=音羽庁舎で

豊川市教育長へ

 豊川市立萩小学校複式編制回避検討委員会は13日、市音羽庁舎で複式編制回避に向けた取り組みに関する検討結果を高本訓久教育長に報告した。
 少子化の影響で2028年度に2学年を一つのクラスにする「複式学級(編制)」になる可能性が出ている。児童の保護者や町内会役員らで22年に検討委をつくり、議論してきた。検討委を7回、住民説明会を2回、入学予定者の保護者の意見を聴く会を4回開催した。
 検討委は、学校の存続、隣接の赤坂小との統合の結論がまとまらず、各内容を併記した。存続の場合、萩住宅跡地を宅地開発して人口増を図る▽空き家の周知・活用の発信▽萩小の教育活動や地域の魅力発信▽小規模特認校制度の導入▽豊川独自の基準を設けて複式編制の回避-を求めた。
 統合の場合、保護者や地区住民への説明会の開催▽統合先の赤坂小の名称を音羽小に変更▽将来的に音羽地区での小中一貫校の設置▽統合前から萩小、赤坂小の児童の交流▽統合先に萩小の教員を配置▽スクールバスの運行▽通学区域の見直し、学校選択制の導入などの取り組みを十分に検討した後に結論を-と要望した。
 庁舎には大林充始委員長、仲神哲也副委員長、萩小学校運営協議会の大林貞会長が訪れ「報告を今後の施策に反映してください」と述べた。高本教育長は「皆さんの意見を参考に、慎重に議論して今後の方針を決めたい」と応じた。
【竹下貴信】

豊川市教育長へ

 豊川市立萩小学校複式編制回避検討委員会は13日、市音羽庁舎で複式編制回避に向けた取り組みに関する検討結果を高本訓久教育長に報告した。
 少子化の影響で2028年度に2学年を一つのクラスにする「複式学級(編制)」になる可能性が出ている。児童の保護者や町内会役員らで22年に検討委をつくり、議論してきた。検討委を7回、住民説明会を2回、入学予定者の保護者の意見を聴く会を4回開催した。
 検討委は、学校の存続、隣接の赤坂小との統合の結論がまとまらず、各内容を併記した。存続の場合、萩住宅跡地を宅地開発して人口増を図る▽空き家の周知・活用の発信▽萩小の教育活動や地域の魅力発信▽小規模特認校制度の導入▽豊川独自の基準を設けて複式編制の回避-を求めた。
 統合の場合、保護者や地区住民への説明会の開催▽統合先の赤坂小の名称を音羽小に変更▽将来的に音羽地区での小中一貫校の設置▽統合前から萩小、赤坂小の児童の交流▽統合先に萩小の教員を配置▽スクールバスの運行▽通学区域の見直し、学校選択制の導入などの取り組みを十分に検討した後に結論を-と要望した。
 庁舎には大林充始委員長、仲神哲也副委員長、萩小学校運営協議会の大林貞会長が訪れ「報告を今後の施策に反映してください」と述べた。高本教育長は「皆さんの意見を参考に、慎重に議論して今後の方針を決めたい」と応じた。
【竹下貴信】

報告書を提出する大林委員長(左から3人目)ら=音羽庁舎で
報告書を提出する大林委員長(左から3人目)ら=音羽庁舎で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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