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豊橋鉄道が100周年式典、記念車両も発車

次の100年へ向けて意気込む小笠原社長=プラットで
次の100年へ向けて意気込む小笠原社長=プラットで
運行開始した市内線の記念車両=豊橋市駅前大通1で
運行開始した市内線の記念車両=豊橋市駅前大通1で
テープカットで祝った記念車両の出発式
テープカットで祝った記念車両の出発式

 豊橋鉄道は15日、豊橋市の「穂の国芸術劇場プラット」で創業100周年記念式典を開いた。公共交通機関としての100年の歩みを振り返り、さらに地域発展へ尽くす考えを示した。式典後は市内線駅前電停から記念車両の発車式もあった。
 小笠原敏彦社長は「まちや地域の存続に公共交通は欠かせないインフラだ。地域の利用者と先輩役職員が築いた歴史を踏まえ、地域課題やニーズに寄り添うことで喜ばれる公共交通サービスを目指すことが次の100年への第一歩」と誓いを新たにした。
 この日は連携先の豊橋技術大学の寺嶋一彦学長や名鉄の鈴木清美副社長らのほか、記念事業に協賛する12の企業団体などの来賓を含む約150人で祝った。
 式典では豊橋ステーションビルの浅野卓社長が、まちづくりと豊橋鉄道の関係性をテーマに記念講演した。
 式典後には駅前電停で「創立100周年記念号」が出発。発車式では、「とよはし市電を愛する会」の高須博久会長らがテープカットで出発を祝い、乗務員の制服を着た小笠原社長の出発合図で発車した。
 車両は往年の豊鉄カラーのえんじを使用。100周年の記念ロゴマークとメッセージを記載した。電停やその周辺には、記念車両を写真や動画に収めようとする鉄道ファンでにぎわった。渥美線や路線バス、観光バスにも往年のデザインを復刻した記念車両が走る。
 記念事業では、来年3月16日までの毎月第1日曜に小学生以下の「市内線こども無料の日」を開く。ほか、田原地域の親子向けに割引乗車券も発売する。
【加藤広宣】

 豊橋鉄道は15日、豊橋市の「穂の国芸術劇場プラット」で創業100周年記念式典を開いた。公共交通機関としての100年の歩みを振り返り、さらに地域発展へ尽くす考えを示した。式典後は市内線駅前電停から記念車両の発車式もあった。
 小笠原敏彦社長は「まちや地域の存続に公共交通は欠かせないインフラだ。地域の利用者と先輩役職員が築いた歴史を踏まえ、地域課題やニーズに寄り添うことで喜ばれる公共交通サービスを目指すことが次の100年への第一歩」と誓いを新たにした。
 この日は連携先の豊橋技術大学の寺嶋一彦学長や名鉄の鈴木清美副社長らのほか、記念事業に協賛する12の企業団体などの来賓を含む約150人で祝った。
 式典では豊橋ステーションビルの浅野卓社長が、まちづくりと豊橋鉄道の関係性をテーマに記念講演した。
 式典後には駅前電停で「創立100周年記念号」が出発。発車式では、「とよはし市電を愛する会」の高須博久会長らがテープカットで出発を祝い、乗務員の制服を着た小笠原社長の出発合図で発車した。
 車両は往年の豊鉄カラーのえんじを使用。100周年の記念ロゴマークとメッセージを記載した。電停やその周辺には、記念車両を写真や動画に収めようとする鉄道ファンでにぎわった。渥美線や路線バス、観光バスにも往年のデザインを復刻した記念車両が走る。
 記念事業では、来年3月16日までの毎月第1日曜に小学生以下の「市内線こども無料の日」を開く。ほか、田原地域の親子向けに割引乗車券も発売する。
【加藤広宣】

次の100年へ向けて意気込む小笠原社長=プラットで
次の100年へ向けて意気込む小笠原社長=プラットで
運行開始した市内線の記念車両=豊橋市駅前大通1で
運行開始した市内線の記念車両=豊橋市駅前大通1で
テープカットで祝った記念車両の出発式
テープカットで祝った記念車両の出発式

カテゴリー:社会・経済

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