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エムキャンパス西棟も完成

ビジネス利用を見込む4階シェアハウス=エムキャンパス西棟で
ビジネス利用を見込む4階シェアハウス=エムキャンパス西棟で
マンション最上階の眺望
マンション最上階の眺望
完成までの経緯を振り返る石黒理事長
完成までの経緯を振り返る石黒理事長

足掛け13年で豊橋駅前再開発が結実

 「豊橋市駅前大通二丁目地区市街地再開発組合」は11日、「エムキャンパス西棟」の完工式を開いた。テナントの営業やマンションへの入居などは7月から順次始める。2021年秋にオープンした東棟に続く完成で、組合の再開発事業は集大成を迎えた。
 16階建ての西棟は1~2階が商業フロア、4階は賃貸住戸とシェアハウスなどがある。3階以上は分譲マンション「THE HOUSE豊橋WEST」(104戸)。
 商業フロアにはホテルアークリッシュの「豊市パン」が7月に移転オープンする。100%国産小麦で無添加の生地、東三河産の食材にもこだわった。イートインコーナーもある。
 4階は賃貸物件5戸のほか、シェアハウス8部屋を運営する。個室タイプ別に月額家賃は東向き5部屋が6万5000円、北向き3部屋が7万円。水道光熱費とインターネット利用料込みの月額固定費1万5000円で利用できる。
 中部ガス不動産によると社員などの異業種交流を目的に法人向けに賃貸する。東5階のエムキャンパススタジオの会員特典とも連動し、ビジネスでの相乗効果も図りたいという。
 2階は田原市と美浜町で営む「ヤマゴ畜産」のサテライトオフォイス、子育てアプリのスタートアップ、蒲郡市内で展開する調剤薬局や、思春期スポーツ外来などに取り組むクリニックが9月までに順次オープンする。
 エムキャンパスは名豊ビルと開発ビルなどの地権者と中部ガス不動産などでつくる再開発組合が主導。08年頃から有志らで検討を始め、11年の準備組合設立を経て18年12月に東棟が着工(21年完成)、開発ビル解体後の22年6月に西棟が着工した。西棟の完成で再開発事業は集大成を迎えた。
 石黒功理事長は「足掛け13年で完成した。地域主体でまちのにぎわいの拠点として、周辺の集客施設との相乗効果に期待したい」とした。
【加藤広宣】

足掛け13年で豊橋駅前再開発が結実

 「豊橋市駅前大通二丁目地区市街地再開発組合」は11日、「エムキャンパス西棟」の完工式を開いた。テナントの営業やマンションへの入居などは7月から順次始める。2021年秋にオープンした東棟に続く完成で、組合の再開発事業は集大成を迎えた。
 16階建ての西棟は1~2階が商業フロア、4階は賃貸住戸とシェアハウスなどがある。3階以上は分譲マンション「THE HOUSE豊橋WEST」(104戸)。
 商業フロアにはホテルアークリッシュの「豊市パン」が7月に移転オープンする。100%国産小麦で無添加の生地、東三河産の食材にもこだわった。イートインコーナーもある。
 4階は賃貸物件5戸のほか、シェアハウス8部屋を運営する。個室タイプ別に月額家賃は東向き5部屋が6万5000円、北向き3部屋が7万円。水道光熱費とインターネット利用料込みの月額固定費1万5000円で利用できる。
 中部ガス不動産によると社員などの異業種交流を目的に法人向けに賃貸する。東5階のエムキャンパススタジオの会員特典とも連動し、ビジネスでの相乗効果も図りたいという。
 2階は田原市と美浜町で営む「ヤマゴ畜産」のサテライトオフォイス、子育てアプリのスタートアップ、蒲郡市内で展開する調剤薬局や、思春期スポーツ外来などに取り組むクリニックが9月までに順次オープンする。
 エムキャンパスは名豊ビルと開発ビルなどの地権者と中部ガス不動産などでつくる再開発組合が主導。08年頃から有志らで検討を始め、11年の準備組合設立を経て18年12月に東棟が着工(21年完成)、開発ビル解体後の22年6月に西棟が着工した。西棟の完成で再開発事業は集大成を迎えた。
 石黒功理事長は「足掛け13年で完成した。地域主体でまちのにぎわいの拠点として、周辺の集客施設との相乗効果に期待したい」とした。
【加藤広宣】

ビジネス利用を見込む4階シェアハウス=エムキャンパス西棟で
ビジネス利用を見込む4階シェアハウス=エムキャンパス西棟で
マンション最上階の眺望
マンション最上階の眺望
完成までの経緯を振り返る石黒理事長
完成までの経緯を振り返る石黒理事長

カテゴリー:社会・経済

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