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井伊家ゆかりの地 観光ガイド養成

手旗を持って参加者に案内をする杉山さん(右)=新城市下吉田で
手旗を持って参加者に案内をする杉山さん(右)=新城市下吉田で

 来年放映されるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に合わせ、新城市の山吉田地区で、井伊直虎はじめ井伊家ゆかりの地となる柿本城跡をめぐるボランティアガイドを養成した。国道257号沿いにある道の駅鳳来三河三石が近くにあり、来年1月8日のドラマ放映開始から来訪者が見込まれるため、ツアーの開催を考えている。
 ドラマは戦国時代に浜松市北部を治めていた井伊家第22代当主・直盛の一人娘直虎が主人公。徳川家康を支えた四天王の一人・井伊直政は養子という。
 山吉田地区には下吉田柿本地内の子路山(しろさん)=標高190㍍=に市指定史跡の柿本城跡がある。城は井伊家に仕えた鈴木重勝が1568(永禄11)年に築城したとされている。城跡へは道の駅から北側の満光寺を経由し、山を登っていくルートがある。
 地元では今年夏に住民たちで「柿本城武将隊」を立ち上げ、ボランティアガイドの養成を行ってきた。現在会員は30人という。
 20日には道の駅感謝祭の企画でガイドツアーを行った。公務員の杉山陽治さん(44)がガイドを務め、3回にわたり道の駅から柿本城跡までの間を歩いて約30人を案内した。
 杉山さんは「城跡などは子どもの頃はよく遊びに行っていた場所にスポットが当たることにもなる。地元あげて盛り上げていきたい」と話す。
 武将隊代表で道の駅駅長の河田敏範さんは「放映が始まり、井伊家ゆかりの地をめぐる人たちも出てくると思う。今後はツアーをどのように開いていくのかを考えたい」と話した。
(安藤聡)

 来年放映されるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に合わせ、新城市の山吉田地区で、井伊直虎はじめ井伊家ゆかりの地となる柿本城跡をめぐるボランティアガイドを養成した。国道257号沿いにある道の駅鳳来三河三石が近くにあり、来年1月8日のドラマ放映開始から来訪者が見込まれるため、ツアーの開催を考えている。
 ドラマは戦国時代に浜松市北部を治めていた井伊家第22代当主・直盛の一人娘直虎が主人公。徳川家康を支えた四天王の一人・井伊直政は養子という。
 山吉田地区には下吉田柿本地内の子路山(しろさん)=標高190㍍=に市指定史跡の柿本城跡がある。城は井伊家に仕えた鈴木重勝が1568(永禄11)年に築城したとされている。城跡へは道の駅から北側の満光寺を経由し、山を登っていくルートがある。
 地元では今年夏に住民たちで「柿本城武将隊」を立ち上げ、ボランティアガイドの養成を行ってきた。現在会員は30人という。
 20日には道の駅感謝祭の企画でガイドツアーを行った。公務員の杉山陽治さん(44)がガイドを務め、3回にわたり道の駅から柿本城跡までの間を歩いて約30人を案内した。
 杉山さんは「城跡などは子どもの頃はよく遊びに行っていた場所にスポットが当たることにもなる。地元あげて盛り上げていきたい」と話す。
 武将隊代表で道の駅駅長の河田敏範さんは「放映が始まり、井伊家ゆかりの地をめぐる人たちも出てくると思う。今後はツアーをどのように開いていくのかを考えたい」と話した。
(安藤聡)

手旗を持って参加者に案内をする杉山さん(右)=新城市下吉田で
手旗を持って参加者に案内をする杉山さん(右)=新城市下吉田で

カテゴリー:社会・経済

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