新城で「長篠合戦のぼりまつり」
行列や火縄銃などイベント多彩
第59回「長篠合戦のぼりまつり」が5日、新城市長篠で開かれた。武将や姫にふんした行列や火縄銃演武、地元小学生によるガイドがあった。
1575(天正3)年5月にあった長篠城をめぐる攻防で戦没した武田勝頼軍と織田信長・徳川家康連合軍の将士の冥福を祈る。
合戦行列は午前9時半に鳳来支所をスタート。奥平貞昌軍を先頭に、家康、信長、勝頼の各軍の計19人が、甲冑(かっちゅう)や打ち掛け姿で長篠城跡まで約2㌔を練り歩いた。貞昌役の正木健久さんは大阪市から参加した。道中では「城へ参るぞ」と声を上げた。武田軍の内藤昌豊役を務めた山梨県韮崎市の粟澤佑介さんは「武田家ゆかりの史跡を巡るのが好き。念願がかないました」と笑顔を見せた。
火縄銃演武を披露したのは地元の長篠・設楽原鉄砲隊をはじめ、日本前装銃射撃連盟、山形県の米沢藩古式砲銃保存会の各団体。隊列を組んで、ごう音を響かせた。
鳳来中部小児童が「歴史ガイド」
市立鳳来中部小学校6年生24人が「歴史ガイド」を務めた。籠城戦で兵士を鼓舞したいう「血染めの陣太鼓」などについて観光客に説明した。
援軍を頼んだ帰りに岡崎から長篠まで走った史実を再現する「鳥居強右衛門戦国街道ラン」があった。午前5時半に41人がスタートし、約60㌔を走った。
【安藤聡】
行列や火縄銃などイベント多彩
第59回「長篠合戦のぼりまつり」が5日、新城市長篠で開かれた。武将や姫にふんした行列や火縄銃演武、地元小学生によるガイドがあった。
1575(天正3)年5月にあった長篠城をめぐる攻防で戦没した武田勝頼軍と織田信長・徳川家康連合軍の将士の冥福を祈る。
合戦行列は午前9時半に鳳来支所をスタート。奥平貞昌軍を先頭に、家康、信長、勝頼の各軍の計19人が、甲冑(かっちゅう)や打ち掛け姿で長篠城跡まで約2㌔を練り歩いた。貞昌役の正木健久さんは大阪市から参加した。道中では「城へ参るぞ」と声を上げた。武田軍の内藤昌豊役を務めた山梨県韮崎市の粟澤佑介さんは「武田家ゆかりの史跡を巡るのが好き。念願がかないました」と笑顔を見せた。
火縄銃演武を披露したのは地元の長篠・設楽原鉄砲隊をはじめ、日本前装銃射撃連盟、山形県の米沢藩古式砲銃保存会の各団体。隊列を組んで、ごう音を響かせた。
鳳来中部小児童が「歴史ガイド」
市立鳳来中部小学校6年生24人が「歴史ガイド」を務めた。籠城戦で兵士を鼓舞したいう「血染めの陣太鼓」などについて観光客に説明した。
援軍を頼んだ帰りに岡崎から長篠まで走った史実を再現する「鳥居強右衛門戦国街道ラン」があった。午前5時半に41人がスタートし、約60㌔を走った。
【安藤聡】