約1万人が潮干狩り GW期間中の蒲郡・竹島海岸

　蒲郡市の竹島海岸が潮干狩りでにぎわっている。ゴールデンウイーク（ＧＷ）最終日の６日はあいにくの天気だったが、約１２００人が訪れてアサリ取りを楽しんだ。
　三河湾に浮かぶ竹島まで浅瀬が広がっており、潮干狩りの名所の一つとして知られる。この日は干潮を迎えた午前10時半頃に人出がピークを迎えた。
　家族連れを中心に多くの人が熊手やバケツを手に浅瀬に入り、貝を掘り出した。名古屋市から訪れた男性は「量は取れなかったが、子どもたちが砂遊びを楽しめたようで、来てよかった」と語った。
　ＧＷ期間に計１万人弱が訪れたという。最大の客入りとなったのは４月28日の４０００人だった。蒲郡漁協竹島支所長の酒井正一さんは、アサリが不漁の中、大勢の人が遊びに来てくれたことに感謝し「竹島海岸が多くの人から愛されているのを感じる。ありがたいこと」と話した。
　市内には７カ所の潮干狩り会場がある。詳しいスケジュールは市観光協会のホームページへ。
【岸侑輝】