BリーグCS共同記者会見にフェニックスの太田選手ら

　バスケットボールＢリーグの年間王者を決める「日本生命チャンピオンシップ（ＣＳ）」の共同記者会見が６日、東京都内で開かれた。三遠ネオフェニックスの太田敦也選手ら参戦する８チームの代表選手が抱負を述べた。
　最初に島田慎二チェアマンが登壇し、「ワールドカップで盛り上がった流れそのままに、強い意志と覚悟を持って選手たちにはコートに立ってほしい」と激励した。最終節まで順位が決まらなかったことについては「ＣＳもどこが勝ち上がってくるのか、予想だにしないトーナメント戦になるのでは」と期待した。
　会見には、タレントの副島淳さんと井上咲楽さんがゲスト出演し、各選手と軽快なトークを展開した。
　中地区で優勝した三遠は、11日からホームの豊橋市総合体育館で全体７位の広島ドラゴンフライズと対戦する。三遠の太田選手は「昨季はけがで泣いたが、今季はトレーニングの成果が出た。特別なことをするのではなく、今まで通りのバスケを実践するだけ」と話した。
　広島のドウェイン・エバンス選手は「けが人がいてタフなシーズンだったが、一致団結してプレーできた」と振り返った。日本語で「広島の人たちのために一生懸命頑張ろうぜ」と呼び掛けた。
　昨季王者の琉球ゴールデンキングスはアルバルク東京、名古屋ダイヤモンドドルフィンズはシーホース三河と対戦する。
【北川壱暉】