高校野球愛知大会 豊橋商業と小坂井がコールド勝ち

　「第１０６回全国高校野球選手権愛知大会」は７日、２回戦24試合が行われた。東三河勢は小坂井と豊橋商がコールド発進。成章も危なげなく勝ち進んだ。蒲郡は敗退した。
【取材班】

盤石の試合運びで豊橋商業が名古屋国際圧倒

　豊橋商業は一回無死二塁から、矢田崎の左前適時打で先制。二回には２死三塁とし、河合の中前適時打で２点目を挙げた。四回は２死一、二塁から中西の適時二塁打で２点を追加。その後も着実に加点し、七回コールド勝ちした。先発の北添は直球を軸に１失点の好投を見せた。

効果的な得点で小坂井が岡崎西退け

　小坂井は二回１死二、三塁から伊藤の右前適時打で先制。三回は死球の土師が三塁に進み、柳澤が適時打を放ち１点を追加したほか、敵失で計３点。七回に２点を加え、コールド勝ちした。先発の伊藤は切れの良いスライダーを軸に１失点と好投した。

投打かみ合い、菊里に成章勝利

　成章は四回、先頭で内野安打の和田を敵失でかえし先制。六回は再び先頭の和田が左前打で出塁、敵失でかえって加点。七回には俵田の２点適時打で３点を奪い、試合を決めた。先発大谷は六回まで散発３安打の好投。七回に連続３安打を浴びて２点を失ったが、後続を絶った。
髙井耕志監督
　前日に勝っている相手の勢いに負けないようにと序盤は焦りがあったが、大谷が粘り強く投げたので攻撃につなげられた。

７日の試合結果

▽２回戦
○…豊橋…○
蒲郡
０００００００｜０
０３２０４０Ｘ｜９
星城
（七回コールド）
（蒲）荒島、石川、山中－倉地、玉木（星）飼沼、斉藤－加藤
【本】小松（星）

岡崎西
００００００１｜１
０１３２００2X｜８
小坂井
（七回コールド）
（岡）鈴木、大野―森冨（小）伊藤壮―中山

名古屋国際
０００１０００｜１
１１０２１２1X｜８
豊橋商
（七回コールド）
（名）金原、肥田、玉山、金原―前原（豊）北添―佐々木

○…熱田…○
成章
０００１０２３００｜６
００００００２００｜２
菊里
（成）大谷－高橋（菊）河田、八田、土屋－加藤