中学生が描く10年後の豊橋
佐原光一豊橋市長と市内中学2年生の代表が豊橋の未来について意見交換する「こども会議―市長さんと語ろう」が21日、同市こども未来館ここにこであった。10年後を思い浮かべ、夢や願いなどを語り合った。
市立と私立桜丘中学校の市内全23校の代表生徒23人が4つのグループに分かれて「10年後の豊橋を考えよう-住み続けたいまち豊橋」をテーマに、意見を交わした。
生徒らは医師や研究職、バスケットボール選手など夢をかなえるために市に足りないものを発表。「国立大学や美術、化学系の学校が地元にほしい」と求められた佐原市長は、「少子化で大学を増やすのは難しい。1人暮らしはすごく貴重な体験。他市の大学で学んだことを豊橋でどのように生かしていくかが大事」と真摯(しんし)に答えた。
そのほか、交通網の整備や幼い子どもたちが遊べる施設の充実、野外バスケットゴールの設置などの要望があがった。
佐原市長は「みんなの夢が実現できるように、応援していきたい」と約束した。
同市立高豊中の丸田佳奈さん(14)は「市がどれだけ懸命に頑張っているか分かった。地域振興に携わる仕事もいいなと思いました」と語った。
こども会議は、市制に興味を持ってもらい、未来のまちをつくるリーダーを育てる目的で1994(平成6)年度から開催。この日の議事録を各部署に回し、施策に生かしていくという。
(飯塚雪)
佐原光一豊橋市長と市内中学2年生の代表が豊橋の未来について意見交換する「こども会議―市長さんと語ろう」が21日、同市こども未来館ここにこであった。10年後を思い浮かべ、夢や願いなどを語り合った。
市立と私立桜丘中学校の市内全23校の代表生徒23人が4つのグループに分かれて「10年後の豊橋を考えよう-住み続けたいまち豊橋」をテーマに、意見を交わした。
生徒らは医師や研究職、バスケットボール選手など夢をかなえるために市に足りないものを発表。「国立大学や美術、化学系の学校が地元にほしい」と求められた佐原市長は、「少子化で大学を増やすのは難しい。1人暮らしはすごく貴重な体験。他市の大学で学んだことを豊橋でどのように生かしていくかが大事」と真摯(しんし)に答えた。
そのほか、交通網の整備や幼い子どもたちが遊べる施設の充実、野外バスケットゴールの設置などの要望があがった。
佐原市長は「みんなの夢が実現できるように、応援していきたい」と約束した。
同市立高豊中の丸田佳奈さん(14)は「市がどれだけ懸命に頑張っているか分かった。地域振興に携わる仕事もいいなと思いました」と語った。
こども会議は、市制に興味を持ってもらい、未来のまちをつくるリーダーを育てる目的で1994(平成6)年度から開催。この日の議事録を各部署に回し、施策に生かしていくという。
(飯塚雪)