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「豊川ものづくり研究グループ」発足

意見交換会で参加企業に助言する坂本氏㊧=豊川商議所で
意見交換会で参加企業に助言する坂本氏㊧=豊川商議所で

 豊川商工会議所(小野喜明会頭)は6日、豊川町の同所で、地元の製造業者など21社でなる「豊川ものづくり研究グループ」の設立総会を開いた。法政大学教授で、「人を大切にする経営学会」会長の坂本光司氏の講演も行われ、参加企業との意見交換も行われた。
 ものづくり企業の競争力向上、自社ブランド製品の開発に向けたビジネスモデルの構築を目指して発足。2019(平成31)年度までの3年計画で、3カ月に1回の例会で講演会や先進事業所の見学を行うのをはじめ、2年目は自社ブランドの商品開発テーマの設定やグループのホームページの立ち上げ、3年目は参加企業による成果発表会などを予定している。
 意見交換では、坂本氏は企業800社のデータから「いい会社は年功序列になっている」と主張。「成果主義の会社では敗者が生まれ、ギスギス感がはびこる。努力だけでは割り切れないことがたくさんある」とし、社員の家族に及ぼす悪影響も挙げた。
 設立にあたり、グループ代表を務める豊川商議所副会頭で、新東工業豊川製作所特別顧問の川合悦藏氏は「今後10年で世の中は変わる。生き残っていくためにも、それぞれが自社製品を見直し、どうあるべきかを考える時期に来ている」と訴えた。参加企業は次の通り。
 アジアクリエイト、一宮工業、大木産業、加藤数物、加藤精工、蒲郡製作所、環境テクシス、キュリアス精機、新東工業豊川製作所、シンニチ工業、大同精機、中部工業、鶴ケ崎鉄工、トーアス、戸苅工業、豊川印刷、豊川染色、ナツメ、フジメカトニック、山口化成工業、ラック・インターナショナル
(由本裕貴)

 豊川商工会議所(小野喜明会頭)は6日、豊川町の同所で、地元の製造業者など21社でなる「豊川ものづくり研究グループ」の設立総会を開いた。法政大学教授で、「人を大切にする経営学会」会長の坂本光司氏の講演も行われ、参加企業との意見交換も行われた。
 ものづくり企業の競争力向上、自社ブランド製品の開発に向けたビジネスモデルの構築を目指して発足。2019(平成31)年度までの3年計画で、3カ月に1回の例会で講演会や先進事業所の見学を行うのをはじめ、2年目は自社ブランドの商品開発テーマの設定やグループのホームページの立ち上げ、3年目は参加企業による成果発表会などを予定している。
 意見交換では、坂本氏は企業800社のデータから「いい会社は年功序列になっている」と主張。「成果主義の会社では敗者が生まれ、ギスギス感がはびこる。努力だけでは割り切れないことがたくさんある」とし、社員の家族に及ぼす悪影響も挙げた。
 設立にあたり、グループ代表を務める豊川商議所副会頭で、新東工業豊川製作所特別顧問の川合悦藏氏は「今後10年で世の中は変わる。生き残っていくためにも、それぞれが自社製品を見直し、どうあるべきかを考える時期に来ている」と訴えた。参加企業は次の通り。
 アジアクリエイト、一宮工業、大木産業、加藤数物、加藤精工、蒲郡製作所、環境テクシス、キュリアス精機、新東工業豊川製作所、シンニチ工業、大同精機、中部工業、鶴ケ崎鉄工、トーアス、戸苅工業、豊川印刷、豊川染色、ナツメ、フジメカトニック、山口化成工業、ラック・インターナショナル
(由本裕貴)

意見交換会で参加企業に助言する坂本氏㊧=豊川商議所で
意見交換会で参加企業に助言する坂本氏㊧=豊川商議所で

カテゴリー:社会・経済

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