各地で交通安全運動

児童らがパレードで呼び掛け

新城東郷西小
　新城市立東郷西小学校のマーチングバンドが26日、校区内で交通安全パレードを行った。
　秋の全国交通安全運動（30日まで）の一環として企画。同市平井のＪＡ愛知東本店駐車場に集まった５、６年生86人の団員は「３６５日の紙飛行機」など３曲を演奏した後、買い物客らに「交通安全の意識を高めてください」とあいさつして啓発物を配った。
　午後２時すぎ、「交通安全　願いを込めて」の横断幕を持った団員を先頭に隊列を組んで同店から学校まで８００㍍を歩いた。（安藤聡）

田原の高松小
　田原市立高松小学校の３～６年生59人が26日、秋の全国交通安全運動（30日まで）に合わせ、学校近くをマーチング演奏でパレードし、地元住民や通行中のドライバーらに交通安全を訴えた。
　パレードでは開始前、児童らが「道路では遊びません」「道路に急に飛び出しません」などと交通安全の誓いを唱和し、学校から出発した。
　５・６年生による音楽部は演奏を響かせながら、３・４年生が後方で交通安全のパネルを掲げながら約６００㍍の距離を行進し、国道42号沿いの地元市民館を目指した。パレードには高松保育園年長児８人も警察官の制服姿で続いた。
　同運動は夕暮れ時と夜間の歩行中、自転車乗用中の交通事故防止を呼び掛けていることなどから、到着先の市民館では、同校全児童が「運転手さんへ」と安全運転を願って１人１通書いた手紙を信号待ちのドライバーに手渡していった。
　パレード後、６年生の渡辺心菜さんは「見通しの悪い場所では左右の安全をしっかり確認するようにしています」と日頃実践している交通安全の心掛けを話した。
（千葉敬也）