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膵がん早期診断豊橋プロジェクト発足で講演会

講演する花田氏=ホテルアソシア豊橋で
講演する花田氏=ホテルアソシア豊橋で

 膵(すい)がん早期診断豊橋プロジェクト発足を記念した講演会が6日、消化器や循環器科などの医師約70人が参加して、豊橋市花田町のホテルアソシア豊橋で開かれた。膵がんの生存率の改善に成功している広島県の尾道プロジェクトから花田敬士氏が登壇し、地域医療連携を生かした膵がん早期診断について講演した。
 豊橋市医師会が中心となり、同市民病院や医療センター、開業医が参加し、最も治りにくいとされる膵がん患者の早期診断・早期治療を促進、予後改善を目指して「膵がん早期診断豊橋プロジェクト」を立ち上げた。
 プロジェクトの世話人代表で豊橋市医師会の安井洋二会長があいさつに立ち、「豊橋でも大々的に膵がん早期診断プロジェクトを進め、治療効果を上げられるように」と決意を示した。
 同市の佐原光一市長もあいさつ、プロジェクトの成功を応援すると話し「豊橋の冠にふさわしい素晴らしいプロジェクトにしていただきたい」と期待を寄せた。
 JA広島厚生連尾道総合病院の花田敬士診療部長・内視鏡センター長は、講演で診断やフォローアップの解説、これまでの尾道プロジェクトの経緯や成果を紹介。「医師だけが頑張っても動くものではありません。行政、学会、NPOなど、皆さんが三位一体になってネットワークを動かすべきだ」とし、「豊橋の地から1人でも多く助かる膵がんの方が見つかってくることをお祈りする」とエールを送った。
(井嶋義典)

 膵(すい)がん早期診断豊橋プロジェクト発足を記念した講演会が6日、消化器や循環器科などの医師約70人が参加して、豊橋市花田町のホテルアソシア豊橋で開かれた。膵がんの生存率の改善に成功している広島県の尾道プロジェクトから花田敬士氏が登壇し、地域医療連携を生かした膵がん早期診断について講演した。
 豊橋市医師会が中心となり、同市民病院や医療センター、開業医が参加し、最も治りにくいとされる膵がん患者の早期診断・早期治療を促進、予後改善を目指して「膵がん早期診断豊橋プロジェクト」を立ち上げた。
 プロジェクトの世話人代表で豊橋市医師会の安井洋二会長があいさつに立ち、「豊橋でも大々的に膵がん早期診断プロジェクトを進め、治療効果を上げられるように」と決意を示した。
 同市の佐原光一市長もあいさつ、プロジェクトの成功を応援すると話し「豊橋の冠にふさわしい素晴らしいプロジェクトにしていただきたい」と期待を寄せた。
 JA広島厚生連尾道総合病院の花田敬士診療部長・内視鏡センター長は、講演で診断やフォローアップの解説、これまでの尾道プロジェクトの経緯や成果を紹介。「医師だけが頑張っても動くものではありません。行政、学会、NPOなど、皆さんが三位一体になってネットワークを動かすべきだ」とし、「豊橋の地から1人でも多く助かる膵がんの方が見つかってくることをお祈りする」とエールを送った。
(井嶋義典)

講演する花田氏=ホテルアソシア豊橋で
講演する花田氏=ホテルアソシア豊橋で

カテゴリー:社会・経済

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