豊橋商業高生徒が「まけんグミ蒲郡みかん味」開発

　県立豊橋商業高校生徒が杉本屋製菓（豊橋市鍵田町）とグミキャンディー「まけんグミ　蒲郡みかん味」を開発し、25日、蒲郡市内で店頭販売した。蒲郡から通う３年・住山怜さんが特産ミカンのおいしさを知ってもらおうと発案した。
　同校の商品企画グループが４月から開発に取り組み、同社には７月に企画を持ちかけた。蒲郡特産ミカンを取り入れようとＪＡ蒲郡市に依頼し、原料となる果汁の提供を受けた。
　同社が４５００個を製造。グミ１つあたり10％の果汁が入っており、甘さが広がる味に仕上がった。パッケージは住山さんが制服姿の自画像を描いたほか、三河弁で「がんばりん！」とメッセージも添えた。
　この日、同市宮成町のＪＡ蒲郡市グリーンセンター蒲郡に住山さんらグループメンバーらが訪れ、午前９時から販売開始。来店客に「蒲郡ミカンを使った商品です」と声をかけて販売した。
　「親せきからよくミカンが贈られてきて家でおいしく味わっています。このおいしさを親しみあるグミにして一緒にＰＲしたかった」と住山さん。
　同商品は１個15㌘で80円（税込）。ＪＡ蒲郡市のグリーンセンター蒲郡とＡコープかたはらで販売している。
（安藤聡）