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豊橋市民病院が患者満足度調査

 豊橋市民病院は、今年度の患者満足度調査結果を発表した。昨年からの課題だった「外来患者の駐車場」について、約6割の人が駐車が「すぐできた」と回答し、前回調査よりも6・3ポイント高くなっていたことが分かった。一方で、外来診療の待ち時間は1時間以上2時間未満の人が増加傾向を示していた。
 調査は、7月11日~8月5日に市民病院の入院患者495人と外来患者2000人の合計2495人を対象に実施。回答数は入院433人(87・5%)、外来1197人(59・9%)だった。
 調査によると、病院の総合的な満足度は「満足」と「ほぼ満足」が入院93・3%(昨年94・4%)外来86・9%(同87・7%)で、前回調査より減少した。
 外来患者の約9割が自家用車で来院する中、駐車に関して「すぐできた」「5分未満」の人が81・1%で6・6ポイントも増加。車いす専用駐車場についても、駐車がスムーズに「できた」「まあできた」と感じている歩行困難者が16・4ポイント増の47・6%となった。
 一方で、重点課題だった「外来診療の待ち時間」は「よい」「ほぼよい」が66・2%で1・1ポイント減少、「悪い」と感じている人が16・1%で1・5ポイント増加した。
 待ち時間が1時間以上2時間未満の人が、予約ありの場合24・9%で3・6ポイント、予約なしでは49%で3・5ポイントそれぞれ増加したことが要因として考えられる。
 理由については、予約枠を超える患者や緊急対応で診察時間が遅れている可能性、医師の事務作業の増加などを挙げている。今後、予約枠の適正化や、事務補助者の配置を検討するほか、携帯電話への呼び出し通知などにより、診察室の状況が把握できる仕組みを整備し、待ち時間の負担軽減を図っていくという。
 また、「入院中の食事」については「満足」「やや満足」が60%で前回調査から1・5ポイント減少した。
 調査結果は、市民病院ホームページのほか、院内診療棟1階アトリウムと市役所市民じょうほう広場、中央図書館で閲覧できる。
(飯塚雪)

 豊橋市民病院は、今年度の患者満足度調査結果を発表した。昨年からの課題だった「外来患者の駐車場」について、約6割の人が駐車が「すぐできた」と回答し、前回調査よりも6・3ポイント高くなっていたことが分かった。一方で、外来診療の待ち時間は1時間以上2時間未満の人が増加傾向を示していた。
 調査は、7月11日~8月5日に市民病院の入院患者495人と外来患者2000人の合計2495人を対象に実施。回答数は入院433人(87・5%)、外来1197人(59・9%)だった。
 調査によると、病院の総合的な満足度は「満足」と「ほぼ満足」が入院93・3%(昨年94・4%)外来86・9%(同87・7%)で、前回調査より減少した。
 外来患者の約9割が自家用車で来院する中、駐車に関して「すぐできた」「5分未満」の人が81・1%で6・6ポイントも増加。車いす専用駐車場についても、駐車がスムーズに「できた」「まあできた」と感じている歩行困難者が16・4ポイント増の47・6%となった。
 一方で、重点課題だった「外来診療の待ち時間」は「よい」「ほぼよい」が66・2%で1・1ポイント減少、「悪い」と感じている人が16・1%で1・5ポイント増加した。
 待ち時間が1時間以上2時間未満の人が、予約ありの場合24・9%で3・6ポイント、予約なしでは49%で3・5ポイントそれぞれ増加したことが要因として考えられる。
 理由については、予約枠を超える患者や緊急対応で診察時間が遅れている可能性、医師の事務作業の増加などを挙げている。今後、予約枠の適正化や、事務補助者の配置を検討するほか、携帯電話への呼び出し通知などにより、診察室の状況が把握できる仕組みを整備し、待ち時間の負担軽減を図っていくという。
 また、「入院中の食事」については「満足」「やや満足」が60%で前回調査から1・5ポイント減少した。
 調査結果は、市民病院ホームページのほか、院内診療棟1階アトリウムと市役所市民じょうほう広場、中央図書館で閲覧できる。
(飯塚雪)

カテゴリー:社会・経済

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