東北復興願う次郎柿
東日本大震災の被災地へ送る応援メッセージつきの次郎柿の収穫が30日、豊橋市立玉川小学校であり、児童らは「負けないで」「東北頑張れ」などと書かれた柿に丁寧にはさみを入れていった。
豊橋市石巻(いしまき)地区特産の次郎柿で、同じ地名の宮城県石巻(いしのまき)市の人を支援しようと、地元柿農家らが行う「復興お絵柿プロジェクト」。品質向上や収穫時期の調整を目的にかけられる袋に、児童らが絵を書き、袋がけから収穫までを行う。今年で5回目。
この日は、5年生50人が全校児童分の柿約270個を収穫。鈴木星菜さん(11)は「柿を食べてもっと元気になってほしい」、仲原麗乃さん(10)と小林莉々華さん(11)は「被災者の人たちが普通の暮らしに戻れますように」などと願った。
同プロジェクト代表の鈴木義弘さん(46)は「石巻市と石巻、互いを常に気に掛ける関係性を築いていきたい」と話している。
市立西郷小学校で収穫した柿なども含めた1500個を鈴木さんが12月3日、石巻市内の複数の仮設住宅へ届ける。
(飯塚雪)
東日本大震災の被災地へ送る応援メッセージつきの次郎柿の収穫が30日、豊橋市立玉川小学校であり、児童らは「負けないで」「東北頑張れ」などと書かれた柿に丁寧にはさみを入れていった。
豊橋市石巻(いしまき)地区特産の次郎柿で、同じ地名の宮城県石巻(いしのまき)市の人を支援しようと、地元柿農家らが行う「復興お絵柿プロジェクト」。品質向上や収穫時期の調整を目的にかけられる袋に、児童らが絵を書き、袋がけから収穫までを行う。今年で5回目。
この日は、5年生50人が全校児童分の柿約270個を収穫。鈴木星菜さん(11)は「柿を食べてもっと元気になってほしい」、仲原麗乃さん(10)と小林莉々華さん(11)は「被災者の人たちが普通の暮らしに戻れますように」などと願った。
同プロジェクト代表の鈴木義弘さん(46)は「石巻市と石巻、互いを常に気に掛ける関係性を築いていきたい」と話している。
市立西郷小学校で収穫した柿なども含めた1500個を鈴木さんが12月3日、石巻市内の複数の仮設住宅へ届ける。
(飯塚雪)