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「市民展」前半の部開幕

大賞作「受福無疆」と作者の林田さん=豊橋市美術博物館で
大賞作「受福無疆」と作者の林田さん=豊橋市美術博物館で
大賞作「輪舞」(右端)などが並ぶ写真会場=同
大賞作「輪舞」(右端)などが並ぶ写真会場=同

豊橋美博に写真・書道の秀作並ぶ

 豊橋市美術博物館で12日、「第67回豊橋市民展」が開幕した。17日までは前半の部として「写真・書道」の展示を行っている。
 15歳以上の東三河在住・在職・在学者を対象にした一般公募展。今年は日本画、洋画、彫刻、デザイン、写真、書道の6部門に昨年を上回る計290点の応募があり、大賞3点を含む入賞作75点が決まった。今年は写真が減少したものの、書道、特に篆(てん)刻作品が多数出品された。
 現在は写真93(うち審査員5)点と書道99(同7)点を展示しており、大賞作品のうち、写真部門で石川宏枝さん(63)=豊橋市=の「輪舞」、書道部門の林田小虎さん(40)=同=の「受福無疆」の2点が鑑賞できる。
 篆刻作品が大賞を受けるのは同館学芸員によると「恐らく初めてのこと」。林田さんの大賞作「受福無疆」は、自身の40歳の節目を機に取り組んだもので、「福が途切れることがない」というおめでたい言葉。「まさか大賞を頂けると思わず、とても驚いた」と喜ぶと共に、「篆刻は小さな印面に文字バランスや余白などを考えながら、白と朱の2色で表現する究極の美。若い世代に篆刻をもっと知ってもらえたら」と話した。
 後期展「絵画(日本画・洋画)・彫刻・デザイン」は19日から24日まで開催予定。
(田中博子)

豊橋美博に写真・書道の秀作並ぶ

 豊橋市美術博物館で12日、「第67回豊橋市民展」が開幕した。17日までは前半の部として「写真・書道」の展示を行っている。
 15歳以上の東三河在住・在職・在学者を対象にした一般公募展。今年は日本画、洋画、彫刻、デザイン、写真、書道の6部門に昨年を上回る計290点の応募があり、大賞3点を含む入賞作75点が決まった。今年は写真が減少したものの、書道、特に篆(てん)刻作品が多数出品された。
 現在は写真93(うち審査員5)点と書道99(同7)点を展示しており、大賞作品のうち、写真部門で石川宏枝さん(63)=豊橋市=の「輪舞」、書道部門の林田小虎さん(40)=同=の「受福無疆」の2点が鑑賞できる。
 篆刻作品が大賞を受けるのは同館学芸員によると「恐らく初めてのこと」。林田さんの大賞作「受福無疆」は、自身の40歳の節目を機に取り組んだもので、「福が途切れることがない」というおめでたい言葉。「まさか大賞を頂けると思わず、とても驚いた」と喜ぶと共に、「篆刻は小さな印面に文字バランスや余白などを考えながら、白と朱の2色で表現する究極の美。若い世代に篆刻をもっと知ってもらえたら」と話した。
 後期展「絵画(日本画・洋画)・彫刻・デザイン」は19日から24日まで開催予定。
(田中博子)

大賞作「受福無疆」と作者の林田さん=豊橋市美術博物館で
大賞作「受福無疆」と作者の林田さん=豊橋市美術博物館で
大賞作「輪舞」(右端)などが並ぶ写真会場=同
大賞作「輪舞」(右端)などが並ぶ写真会場=同

カテゴリー:芸能・文化

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