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豊川の糖尿病予防プロジェクト

市職員を前に、糖尿病予防を呼びかけるプロジェクトメンバー=豊川市役所で
市職員を前に、糖尿病予防を呼びかけるプロジェクトメンバー=豊川市役所で

 豊川市保健センターの職員らで構成される「豊川市糖尿病対策プロジェクト」のメンバーが12日、市役所の食堂のテーブルに啓発パネルを設置し、職員らに糖尿病の予防を訴えた。東三河で多い糖尿病患者の対策で、市をまたいでPRしていく方針だ。
 2014年度の国民健康保険特定健診で、豊川市では糖尿病の指標となる血液中のHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の有所見者が10人中7人と多く、県平均より2割以上も高い点に着目。健診の受診率33・9%も県平均(38・3%)を下回っており、昨年4月に保健センター、介護高齢課、保険年金課の職員ら11人で結成していた。
 メンバーは昼食中の職員に向けて、HbA1cの仕組みや、血糖値が高いと脳梗塞や心筋梗塞、認知症や網膜症などの原因となることを説明。年1回の健診をはじめ、食事の最初に野菜を摂取すること、現状よりも10分間多めに歩くことなどを呼びかけた。
 「糖尿病について知らない人が多い。まずは自分のHbA1cの数値を知ってほしい」と保健師の杉山晴子さん。果物の栽培が盛んなせいか、東三河では糖尿病患者や、患者になる恐れのある人が多く、「イチゴも1日げんこつ1つ分に控えるなどの意識が大切」と訴えた。
 今後は市外も含めて、企業や団体への出張PRを計画する他、要望があれば啓発パネルの設置にも応じる。問い合わせは保健センター内事務局(0533・89・0610)へ。
(由本裕貴)

 豊川市保健センターの職員らで構成される「豊川市糖尿病対策プロジェクト」のメンバーが12日、市役所の食堂のテーブルに啓発パネルを設置し、職員らに糖尿病の予防を訴えた。東三河で多い糖尿病患者の対策で、市をまたいでPRしていく方針だ。
 2014年度の国民健康保険特定健診で、豊川市では糖尿病の指標となる血液中のHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の有所見者が10人中7人と多く、県平均より2割以上も高い点に着目。健診の受診率33・9%も県平均(38・3%)を下回っており、昨年4月に保健センター、介護高齢課、保険年金課の職員ら11人で結成していた。
 メンバーは昼食中の職員に向けて、HbA1cの仕組みや、血糖値が高いと脳梗塞や心筋梗塞、認知症や網膜症などの原因となることを説明。年1回の健診をはじめ、食事の最初に野菜を摂取すること、現状よりも10分間多めに歩くことなどを呼びかけた。
 「糖尿病について知らない人が多い。まずは自分のHbA1cの数値を知ってほしい」と保健師の杉山晴子さん。果物の栽培が盛んなせいか、東三河では糖尿病患者や、患者になる恐れのある人が多く、「イチゴも1日げんこつ1つ分に控えるなどの意識が大切」と訴えた。
 今後は市外も含めて、企業や団体への出張PRを計画する他、要望があれば啓発パネルの設置にも応じる。問い合わせは保健センター内事務局(0533・89・0610)へ。
(由本裕貴)

市職員を前に、糖尿病予防を呼びかけるプロジェクトメンバー=豊川市役所で
市職員を前に、糖尿病予防を呼びかけるプロジェクトメンバー=豊川市役所で

カテゴリー:社会・経済

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