3日に福江中・高生がガイド挑戦

田原の観光おもてなし

　この春、連携型中高一貫教育が２年目を迎える田原市立福江中学校と、新年度から「観光ビジネスコース」の新設を控える県立福江高校の生徒有志らが３月３日、市内西部、福江地区で「観光ボランティアガイド」に挑戦する。豊橋鉄道（豊橋市）が主催する観光イベントの企画内で、来訪客をおもてなしする。
　本番を前に、生徒９人は事前勉強と現地見学による「ボランティア養成講座」を通して、観光案内に必要な心構えなどについて理解を深めた。
　事前学習では、渥美半島観光ボランティアガイドの会で活動する地元の川崎政夫さん（76）から、観光案内で大切という「笑顔で元気よく話すこと。皆さんが観光大使であること」「分からないことは分からないと正直に言うこと」など、おもてなしの心構えを教わった。
　現地見学もあり、開催中の景観イベント「福江つるし飾りロード」や、福江にゆかりのある歴史や文化などについて専門的に学び、観光案内の流れをイメージした。
　ガイドに関する問い合わせは豊橋鉄道事業部（０５３２・53・２１３４）へ。
（千葉敬也）