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災害に備え豊橋で「パッククッキング体験」

パッククッキングに取り組む参加者=さくらピアで
パッククッキングに取り組む参加者=さくらピアで

 東日本大震災発生から7年目となる3月11日を前に、災害時の“食”を考えよう-と、豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」で6日、「パッククッキング体験」を実施した。館を利用する障害者や保護者、ボランティア、初来館者を含む関心のある市民ら20人が参加、災害時に温かい食事をとる方法を学んだ。
 館内で障害当事者や家族らが“ピアカウンセラー”となって相談に応じる「相談室」の主催。同館が11日に「3・11を忘れない集い」として開く防災講演会のプレイベントとして企画した。
 ピアカウンセラーを講師に、初めてでも作りやすい「パッククッキングでナポリタン」「炊飯器でホットケーキ」「電気ポットでご飯をたく」の3種に挑戦。参加者はポリエチレン袋に食材や水、調味料などを入れて密封し、白米は電気ポットに、パスタとソースは別々の袋で大鍋に入れて煮るだけで完成する調理に取り組んだ。
 完成後は皆で試食し、その出来映えに大満足。「ご飯に芯がなくておいしい」「洗い物が少ないのがいい」「家でも練習したい」などと声が上がった。「調理だけでなく配られた弁当やお握りを温めたり、高齢者向けにカンパンを柔らかくすることも可能」と担当者。今回、参加者に配ったパッククッキングのレシピは、実際に防災袋に入れてもらおうと厚手の紙にプリントする配慮も。
 同館の「3・11を忘れない集い」は11日午後1時開始。「災害時のライフラインを知ろう!」と題し中部ガス、中部電力、豊橋市上下水道局の担当者が各分野で講演する。定員50人。問い合わせは同館(0532・53・3153)へ。
(田中博子)

 東日本大震災発生から7年目となる3月11日を前に、災害時の“食”を考えよう-と、豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」で6日、「パッククッキング体験」を実施した。館を利用する障害者や保護者、ボランティア、初来館者を含む関心のある市民ら20人が参加、災害時に温かい食事をとる方法を学んだ。
 館内で障害当事者や家族らが“ピアカウンセラー”となって相談に応じる「相談室」の主催。同館が11日に「3・11を忘れない集い」として開く防災講演会のプレイベントとして企画した。
 ピアカウンセラーを講師に、初めてでも作りやすい「パッククッキングでナポリタン」「炊飯器でホットケーキ」「電気ポットでご飯をたく」の3種に挑戦。参加者はポリエチレン袋に食材や水、調味料などを入れて密封し、白米は電気ポットに、パスタとソースは別々の袋で大鍋に入れて煮るだけで完成する調理に取り組んだ。
 完成後は皆で試食し、その出来映えに大満足。「ご飯に芯がなくておいしい」「洗い物が少ないのがいい」「家でも練習したい」などと声が上がった。「調理だけでなく配られた弁当やお握りを温めたり、高齢者向けにカンパンを柔らかくすることも可能」と担当者。今回、参加者に配ったパッククッキングのレシピは、実際に防災袋に入れてもらおうと厚手の紙にプリントする配慮も。
 同館の「3・11を忘れない集い」は11日午後1時開始。「災害時のライフラインを知ろう!」と題し中部ガス、中部電力、豊橋市上下水道局の担当者が各分野で講演する。定員50人。問い合わせは同館(0532・53・3153)へ。
(田中博子)

パッククッキングに取り組む参加者=さくらピアで
パッククッキングに取り組む参加者=さくらピアで

カテゴリー:社会・経済

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