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「丸山薫賞」金井さん受賞

丸山薫賞
丸山薫賞

 豊橋市などは21日、同市駅前大通のホテルアークリッシュ豊橋で優れた現代詩集に贈る「第23回丸山薫賞」の贈呈式を開き、詩集「朝起きてぼくは」で受賞した神奈川県座間市図書館長・金井雄二さん(57)同県相模市在住をたたえた。
佐原光一市長は「優しい言葉でつづられ、気持ち良く読ませてもらっている。丸山賞が多くの人を照らし続け、世界に発信できる賞であり続けたい」とあいさつし、金井さんに賞状、盾などを手渡した。
 金井さんは「この詩集は私にとって挑戦でした現代誌で重要な要素の比喩をなるべく使わず、自分の言葉で書くことでした」と話した。「朝の台所の音が優しい音に感じ、それで作った」という代表作「台所」を朗読した。
 選考委員の新藤凉子さんは「自然体で書かれ、その中で心象風景を浮かび上がらせ、読者を捉えてしまう。読めば読むほど奥深い」と述べた。
 今回は227冊が選考対象となり、9月2日、過去の受賞者や詩人の5人が選考した。
 金井さんは1983 (昭和58)年から詩を書き「今、ぼくが死んだら」で第12回丸山豊記念現代詩賞を受賞。「朝起きてぼくは」は豊橋市中央図書館で貸し出し、閲覧できる。
 丸山薫賞は、昭和詩壇を代表する詩人の1人で市ゆかりの丸山薫の業績を顕彰するため、没後年の1994(平成6) 年に制定された。

PC:佐原市長から贈られた盾を手にする金井さん㊨=ホテルアークリッシュ豊橋で

 豊橋市などは21日、同市駅前大通のホテルアークリッシュ豊橋で優れた現代詩集に贈る「第23回丸山薫賞」の贈呈式を開き、詩集「朝起きてぼくは」で受賞した神奈川県座間市図書館長・金井雄二さん(57)同県相模市在住をたたえた。
佐原光一市長は「優しい言葉でつづられ、気持ち良く読ませてもらっている。丸山賞が多くの人を照らし続け、世界に発信できる賞であり続けたい」とあいさつし、金井さんに賞状、盾などを手渡した。
 金井さんは「この詩集は私にとって挑戦でした現代誌で重要な要素の比喩をなるべく使わず、自分の言葉で書くことでした」と話した。「朝の台所の音が優しい音に感じ、それで作った」という代表作「台所」を朗読した。
 選考委員の新藤凉子さんは「自然体で書かれ、その中で心象風景を浮かび上がらせ、読者を捉えてしまう。読めば読むほど奥深い」と述べた。
 今回は227冊が選考対象となり、9月2日、過去の受賞者や詩人の5人が選考した。
 金井さんは1983 (昭和58)年から詩を書き「今、ぼくが死んだら」で第12回丸山豊記念現代詩賞を受賞。「朝起きてぼくは」は豊橋市中央図書館で貸し出し、閲覧できる。
 丸山薫賞は、昭和詩壇を代表する詩人の1人で市ゆかりの丸山薫の業績を顕彰するため、没後年の1994(平成6) 年に制定された。

PC:佐原市長から贈られた盾を手にする金井さん㊨=ホテルアークリッシュ豊橋で

丸山薫賞
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カテゴリー:芸能・文化

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