ヒレアシ甲子園に「ラブ」「もなか」出場

　アシカやアザラシ、オットセイなど手足がひれ状の形をしている海獣の投票イベント「ヒレアシ甲子園」に、東三河から蒲郡市竹島水族館のアシカの仲間オタリア「ラブ」（雌、推定８歳）と豊橋総合動植物公園のゴマフアザラシ「もなか」（雌、５歳）が出場している。投票は４月15日まで。インターネットの特設ページで募っている。
　対象は日本各地の動物園・水族館47園で飼育されている47頭で、愛される一芸を持って集合した。人気ナンバーワンには優勝旗が贈られる。
　ラブの一芸は、飼育員が好きすぎるあまり獣舎から出さないようにする「飼育員監禁」。担当飼育員の荒木美里さん(21)に「壁ドン」からの情熱的なキスをし、名前に負けない大きな愛を感じる芸だ。
　一方、もなかは通常のゴマフアザラシの目が真っ黒なのに対し、白目部分が大きく、キョロキョロと目が動く様子がよく分かる「かわいいキョロ目」で挑んでいる
　甲子園は、東京の大規模複合施設「サンシャインシティ」内の運営管理を行うサンシャインエンタプライズ（東京）の主催で行われている。　
(飯塚雪)