来月8日に豊橋で市電の日イベント

　市民団体「とよはし市電を愛する会」（神野紀郎会長）が４月８日、市電の日（４月10日）のイベント「『陸王』豊橋ロケ地巡りウオーキング」を開く。昨年、話題となったテレビドラマ「陸王」の撮影が行われたロケ地を徒歩や豊橋鉄道市内線（市電）で巡り、ゴール地点で開かれる「『陸王』市電村」を目指す。
　市電の日に合わせて行われるイベントで、市電の魅力を発信し市民にもっと利用してもらおうと企画。豊橋で撮影されたドラマに思いをはせながらのウオーキング。
　コースは豊橋駅南口駅前広場をスタートし、劇中の「豊橋国際マラソン」の撮影が行われた広小路通りを歩き一つ目のチェックポイント市役所東館前へ。市電沿いの道をたどり、チェックポイントの「あいトピア」を経て、次のチェックポイント豊橋市民球場へ。球場では、以前撮影されたドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」のグッズなどの展示が見られる。
　ゴールは「『陸王』市電村」が開催される赤岩口車庫。「市電村」では「東三河ロケ応援隊」の鈴木惠子前団長がロケの裏話を語るトークショーや撮影風景などを伝える陸王ロケ展、ミニほっトラムなどが楽しめる。ドラマに登場した店舗やグルメ店も多く出店するほか、22日に運行を開始したラッピング車両「陸王号」が来場者を迎え、雰囲気を盛り上げる。
　チェックポイントを全て巡り、スタンプを集めた参加者は記念品がもらえる。
　参加無料。受付は豊橋駅南口駅前広場で午前９時～11時で、ロケ地案内が付いたチェックポイント・マップを配布する。市電ワンデーフリー切符（４００円）の販売も行う。当日は市内線全線で小学生以下が運賃無料。「市電村」は午前10時から午後３時までで入場無料。
　問い合わせは同会事務局の鈴木さん（０８０・３６１５・５１３７）へ。
（井嶋義典）