豊橋温室園芸農協が「つま物」料理コンテスト

　豊橋が全国一の生産を誇る、大葉や菊花、エディブルフラワーなどのつま物をＰＲしようと、豊橋温室園芸農業協同組合（豊橋市高洲町、榎島弘光組合長）は１０日、同組合で「つま物料理コンテスト」を開催、つま物を食材に使った７種類の料理を提案した。
　生産物品評会と同時開催し、一昨年に続き２回目。各部会が、小菊の花びらをご飯に混ぜた「酢めしおにぎり」、ひき肉を菊の葉ではさんだ「菊の葉揚げ」、エディブルフラワーの美しさが際立つ「花のババロア」など、７種類の料理を提案。市民ら約５０人が試食して審査し、最優秀賞に酢めしおにぎり、審査員特別賞に菊の葉揚げが選ばれた。
　来場者たちは、「アイデア次第で、つま物が料理の主役になることが分かった。美しい色合いのつま物を使ったデザートは、インスタ映えして思わず食べたくなる」、榎島組合長は「大葉などのつま物は食べることができ、しかも体に良いことを多くの地域住民の皆さんに知ってほしい」と話していた。
　コンテストに登場した料理のレシピは、同組合のホームページで掲載する。
(竹下貴信)