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豊川・弘法山がモデルの絵本「やまぼう」

弘法山がモデルとなった「やまぼう」と子どもたちのストーリー(アリス館提供)
弘法山がモデルとなった「やまぼう」と子どもたちのストーリー(アリス館提供)
「やまぼう」の表紙(同)
「やまぼう」の表紙(同)

 豊川市国府町出身の女性絵本作家・壁谷芙扶(ふよう)さんの新作「やまぼう」(税抜1400円、アリス館)が5月20日に発売される。
 生まれ育った国府町内にある弘法山をモデルとしており、仲良しの子どもら3人と会話できる小さな山の「やまぼう」が、いつも眺めていた海を子どもらと一緒に見に行こうと、歩く練習を始める愉快なストーリー。独特な柔らかいタッチが、読む人の心を和ませる。
 幼少期から、弘法山に登って眺める三河湾の美しい景色がずっと心に残っているという壁谷さんは、作品を通じて「山なのに歩くやまぼうのように、『そんなことは無理だ』と言われることでも挑戦する大切さを伝えたい」と話している。
 夫の転勤で豊川市を離れて約20年になり、今春から福岡県で暮らす壁谷さん。一昨年には、母園である国府保育園の園舎や園庭をモデルに絵を描いた「へそのかくれが」も発売した。今回の「やまぼう」は、壁谷さんが地元を題材に絵とストーリーの両方を担当した初の作品となった。
(由本裕貴)

 豊川市国府町出身の女性絵本作家・壁谷芙扶(ふよう)さんの新作「やまぼう」(税抜1400円、アリス館)が5月20日に発売される。
 生まれ育った国府町内にある弘法山をモデルとしており、仲良しの子どもら3人と会話できる小さな山の「やまぼう」が、いつも眺めていた海を子どもらと一緒に見に行こうと、歩く練習を始める愉快なストーリー。独特な柔らかいタッチが、読む人の心を和ませる。
 幼少期から、弘法山に登って眺める三河湾の美しい景色がずっと心に残っているという壁谷さんは、作品を通じて「山なのに歩くやまぼうのように、『そんなことは無理だ』と言われることでも挑戦する大切さを伝えたい」と話している。
 夫の転勤で豊川市を離れて約20年になり、今春から福岡県で暮らす壁谷さん。一昨年には、母園である国府保育園の園舎や園庭をモデルに絵を描いた「へそのかくれが」も発売した。今回の「やまぼう」は、壁谷さんが地元を題材に絵とストーリーの両方を担当した初の作品となった。
(由本裕貴)

弘法山がモデルとなった「やまぼう」と子どもたちのストーリー(アリス館提供)
弘法山がモデルとなった「やまぼう」と子どもたちのストーリー(アリス館提供)
「やまぼう」の表紙(同)
「やまぼう」の表紙(同)

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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