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豊橋市と関係10機関が水防訓練

水難者救助訓練をする参加機関=豊橋市大村町の豊川で
水難者救助訓練をする参加機関=豊橋市大村町の豊川で

 豊橋市と水防関係機関が連携して25日、大村町の豊川(とよがわ)河川敷で水防訓練を実施した。地域住民も参加し、水難者救助や土のうの積み上げなどさまざまな訓練を通じて水防体制の連携確認と意識の高揚を図った。
 市をはじめ、国の豊川河川事務所や陸上自衛隊、県防災航空隊、植田、下地両校区の防災会、市立下地小学校など10機関から約340人が参加した。
 訓練は、大雨洪水警報が発令され、市内の一部で浸水、豊川の水位が氾濫危険水位に達したため河川流域に避難勧告が発令された想定で進められた。
 下地小4年生らが自衛隊のトラックに分乗して避難し、昨年7月に結成されたドローン(小型無人飛行機)飛行隊「RED GOBLINS」のドローンが、豊川の被害状況を調査するために飛び立った。会場では、上空約40㍍からの映像がモニターに映し出された。
 水難者救助訓練では、消防とドローン飛行隊、豊橋署が連携して、中州に取り残された住民を救助し、自衛隊が渡河ボートを使って浸水した住宅地から住民を救助する訓練を行った。
 洪水や堤防崩壊に備え、消防や消防団が三つの工法で土のうを積み上げたほか、東三建設協会も重機で大型土のうを作る訓練をした。参加した地域住民や小学生らも、自ら住宅浸水を防ぐために土のうと水を袋に入れた水のう作りと設置を体験した。
 佐原光一市長は、講評で「今年は特に上流域で雨が多く、これからのシーズンに向けて大いなる備えが必要になってくる。今日の訓練は日頃の力を試す場所として、行動を身に付かせるという意味で大きな効果があった。これからも訓練を積んで体に浸み込ませていただきたい」と激励した。
(井嶋義典)

 豊橋市と水防関係機関が連携して25日、大村町の豊川(とよがわ)河川敷で水防訓練を実施した。地域住民も参加し、水難者救助や土のうの積み上げなどさまざまな訓練を通じて水防体制の連携確認と意識の高揚を図った。
 市をはじめ、国の豊川河川事務所や陸上自衛隊、県防災航空隊、植田、下地両校区の防災会、市立下地小学校など10機関から約340人が参加した。
 訓練は、大雨洪水警報が発令され、市内の一部で浸水、豊川の水位が氾濫危険水位に達したため河川流域に避難勧告が発令された想定で進められた。
 下地小4年生らが自衛隊のトラックに分乗して避難し、昨年7月に結成されたドローン(小型無人飛行機)飛行隊「RED GOBLINS」のドローンが、豊川の被害状況を調査するために飛び立った。会場では、上空約40㍍からの映像がモニターに映し出された。
 水難者救助訓練では、消防とドローン飛行隊、豊橋署が連携して、中州に取り残された住民を救助し、自衛隊が渡河ボートを使って浸水した住宅地から住民を救助する訓練を行った。
 洪水や堤防崩壊に備え、消防や消防団が三つの工法で土のうを積み上げたほか、東三建設協会も重機で大型土のうを作る訓練をした。参加した地域住民や小学生らも、自ら住宅浸水を防ぐために土のうと水を袋に入れた水のう作りと設置を体験した。
 佐原光一市長は、講評で「今年は特に上流域で雨が多く、これからのシーズンに向けて大いなる備えが必要になってくる。今日の訓練は日頃の力を試す場所として、行動を身に付かせるという意味で大きな効果があった。これからも訓練を積んで体に浸み込ませていただきたい」と激励した。
(井嶋義典)

水難者救助訓練をする参加機関=豊橋市大村町の豊川で
水難者救助訓練をする参加機関=豊橋市大村町の豊川で

カテゴリー:社会・経済

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