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「とよはしほっとプラザ中央」が開校

開校式後、子どもたちの活動の場を見学する出席者=豊橋市職業訓練センターで
開校式後、子どもたちの活動の場を見学する出席者=豊橋市職業訓練センターで

 豊橋市教育委員会は1日、学校に通えない市内の小・中学生の適応指導教室「とよはしほっとプラザ中央」を市職業訓練センター(前田南町)に開校した。従来の2カ所に加えて新設し、市内3体制にするとともに、「麦笛ひろば」の名称も変更、少しでも多くの子どもたちの通いやすい環境を整え、自立や学校復帰に向けて支援する。
 従来、大岩町の市視聴覚教育センター(ほっとプラザ東)と牟呂町の市青少年センター(ほっとプラザ西)に適応指導教室を開設。市中央部になく、通いづらいという声があり、職業訓練センターへの新設と合わせ、体制の見直し、改称をした。
 中央の開校式では、山西正泰教育長が「学校復帰や、高校進学など次の一歩につながり、全ての子どもたちが立派な社会人になるよう支えたい」とあいさつ。金子徹プラザ長も「思いをきっちり受け止め、子どもたちの生活への適応、自立にお手伝いができたら」と述べた。
 中央の新設に伴い、中央が統括し情報を共有、入級の窓口にもなるなどの体制を構築。開設場所の三つの施設の特色を生かし、中央はものづくり、和裁、洋裁ができたり、東は音楽、西は運動場を使ったスポーツができたりする。通うところは面談や見学の上で選ぶことができる。また、臨床心理士、スクールソーシャルワーカーらが定期的に訪れる。
 市内には、年間で30日登校できない不登校の小・中学生が約500人。中央には小・中学生12人が面談などに訪れ、今月からは中学生2人が通う。東は6人、西は8人の小・中学生が通う。「フレンドさん」と呼ばれる教員免許所持者、教員を目指す人らが、勉強や運動、生活を共にする。
(中村晋也)

 豊橋市教育委員会は1日、学校に通えない市内の小・中学生の適応指導教室「とよはしほっとプラザ中央」を市職業訓練センター(前田南町)に開校した。従来の2カ所に加えて新設し、市内3体制にするとともに、「麦笛ひろば」の名称も変更、少しでも多くの子どもたちの通いやすい環境を整え、自立や学校復帰に向けて支援する。
 従来、大岩町の市視聴覚教育センター(ほっとプラザ東)と牟呂町の市青少年センター(ほっとプラザ西)に適応指導教室を開設。市中央部になく、通いづらいという声があり、職業訓練センターへの新設と合わせ、体制の見直し、改称をした。
 中央の開校式では、山西正泰教育長が「学校復帰や、高校進学など次の一歩につながり、全ての子どもたちが立派な社会人になるよう支えたい」とあいさつ。金子徹プラザ長も「思いをきっちり受け止め、子どもたちの生活への適応、自立にお手伝いができたら」と述べた。
 中央の新設に伴い、中央が統括し情報を共有、入級の窓口にもなるなどの体制を構築。開設場所の三つの施設の特色を生かし、中央はものづくり、和裁、洋裁ができたり、東は音楽、西は運動場を使ったスポーツができたりする。通うところは面談や見学の上で選ぶことができる。また、臨床心理士、スクールソーシャルワーカーらが定期的に訪れる。
 市内には、年間で30日登校できない不登校の小・中学生が約500人。中央には小・中学生12人が面談などに訪れ、今月からは中学生2人が通う。東は6人、西は8人の小・中学生が通う。「フレンドさん」と呼ばれる教員免許所持者、教員を目指す人らが、勉強や運動、生活を共にする。
(中村晋也)

開校式後、子どもたちの活動の場を見学する出席者=豊橋市職業訓練センターで
開校式後、子どもたちの活動の場を見学する出席者=豊橋市職業訓練センターで

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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