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豊川市議会にタブレット端末導入へ

豊川市の全市議に配布されるタブレット端末「アイパッドプロ」
豊川市の全市議に配布されるタブレット端末「アイパッドプロ」

 豊川市が、7月から市議会にタブレット端末を導入する。市議34人全員に配布し、業務の効率化や災害時の迅速な情報共有に生かす。田原市などでも議会運営のICT(情報通信技術)化を進めているが、豊川市での統一した端末機の全議員への配布は東三河初となる。
 豊川市では昨年3月に市議8人でなるタブレット端末導入研究会を立ち上げ、目的や使用方法、費用負担などを協議してきた。議会運営の効率化や省資源化の推進、情報の共有化を図るため導入を決めた。
 年間約108万円の賃借料で使用する端末機は「アイパッドプロ12・9インチ」で、議員34人に1台ずつ配布し、1台は議会事務局で管理する。議会への無線LAN設置業務委託料(約318万円)も含めて、初期費用として約608万円を見込んでいる。
 これまで紙で行ってきた議案書や予算書、委員会などの資料は、すべてタブレット端末で閲覧する形で会議を進める。また、グループウェア「サイボウズ・オフィス」を活用することで、これまで市議が自宅のファクスで行っていた連絡をはじめ、スケジュール管理や情報共有でも効率化を見込む。議員同士や議会事務局との連絡ツールとして、災害情報の把握にも役立てる。
 7月6日に議員を対象とした端末機の配布や操作研修を予定しており、本格的な運用に入る。9月5日には端末機を使った安否確認・災害情報伝達訓練も行う。
 来年4月30日の任期満了までを試行期間とし、それまでは紙資料の配布とファクス連絡を継続する。
(由本裕貴)

 豊川市が、7月から市議会にタブレット端末を導入する。市議34人全員に配布し、業務の効率化や災害時の迅速な情報共有に生かす。田原市などでも議会運営のICT(情報通信技術)化を進めているが、豊川市での統一した端末機の全議員への配布は東三河初となる。
 豊川市では昨年3月に市議8人でなるタブレット端末導入研究会を立ち上げ、目的や使用方法、費用負担などを協議してきた。議会運営の効率化や省資源化の推進、情報の共有化を図るため導入を決めた。
 年間約108万円の賃借料で使用する端末機は「アイパッドプロ12・9インチ」で、議員34人に1台ずつ配布し、1台は議会事務局で管理する。議会への無線LAN設置業務委託料(約318万円)も含めて、初期費用として約608万円を見込んでいる。
 これまで紙で行ってきた議案書や予算書、委員会などの資料は、すべてタブレット端末で閲覧する形で会議を進める。また、グループウェア「サイボウズ・オフィス」を活用することで、これまで市議が自宅のファクスで行っていた連絡をはじめ、スケジュール管理や情報共有でも効率化を見込む。議員同士や議会事務局との連絡ツールとして、災害情報の把握にも役立てる。
 7月6日に議員を対象とした端末機の配布や操作研修を予定しており、本格的な運用に入る。9月5日には端末機を使った安否確認・災害情報伝達訓練も行う。
 来年4月30日の任期満了までを試行期間とし、それまでは紙資料の配布とファクス連絡を継続する。
(由本裕貴)

豊川市の全市議に配布されるタブレット端末「アイパッドプロ」
豊川市の全市議に配布されるタブレット端末「アイパッドプロ」

カテゴリー:政治・行政

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